国内でゴルフ会員権を募集する際に必要な「ゴルフ場等に係る会員契約の適正化に関する法律」（平成４年発令、施行は平成５年）に基づく募集届が今年５月13日を目途に「Gビズフォーム」を活用したオンライン方式にて届出が可能になった。「会員制事業協会」指定の日本ゴルフ場経営者協会（ＮＧＫ）がＨＰ及び会報にて案内した。
同法律では50万円以上の金銭を支払うことを約する会員契約が対象で募集届出が義務付けられており、〝会員制事業者の主たる事業所（本社）の所在地を管轄する経済産業局（沖縄県にあっては内閣府沖縄総合事務局）に対して届出を行うこととする。また、主たる事業所が海外にある場合は、経済産業省商務情報政策局商取引監督課に対し届け出ることとする。〟。令和２年から持参に加え、郵送も認められていたがさらに拡大した。

経済産業省ホームページには「ゴルフ会員契約適正化法利用者マニュアル」や同法律の概要、Ｑ＆Ａ、同法律に係わる通知・通達等一覧が掲載されている。
なお、新システム利用時にはgBizID（デジタル庁が提供する法人・個人事業主向け共通認証システム）のログインのID・パスワードが必要となり、当該ログインID、パスワードを未取得の会員制事業者は、新システム利用開始までに「gBizプライム」のアカウントの取得をお願いするとしている。アカウントの取得にあたっては「印鑑証明書」が必要となっている。

ゴルフ特信」第７０８３号より一部抜粋