一季出版株式会社

2024.10.26
2024/10/26 全国判明分5月入場者、前年比2・41%減と落ち込む

全国判明分(41都道府県)の5月入場者状況が、ゴルフ業界専門情報サイト及びゴルフ団体の調べでまとまった。
北から順にみると、北海道(北海道ゴルフリポート調べ、110コース)は延べ入場者数40万9089人で前年同月に比べ6・48%の減少(前年同月は2・52%増)、東北地区(東北ゴルフ連盟調べ、96コース)は33万6936人で8・75%の減少(3・18%減)、栃木県(県ゴルフ場協議会調べ、100コース)は40万9388人で3・37%の減少(3・13%減)、東京都(都支配人会調べ、15コース)は7万7753人で0・95%の減少(3・54%減)、山梨県(県支配人会調べ、38コース)は15万5563人で1・48%の減少(6・55%減)、中部地区(中部ゴルフ連盟調べ、200コース)は90万9728人で4・12%の減少(6・75%減)。関西地区(一社・関西ゴルフ連盟調べ、236コース)は111万3548人で0・21%の減少(7・18%減)、中国地区(一財・中国ゴルフ連盟調べ、105コース)は41万6648人で0・68%の減少(10・99%減)、四国地区(四国ゴルフ連盟調べ、57コース)は21万4667人で3・57%の減少(7・60%減)、九州地区(九州ゴルフ連盟調べ、192コース)は83万4540人で1・19%の増加(5・54%減)となっており、九州地区のみがプラスだった。

都道府県別では青森、大阪、兵庫、広島、山口、福岡、佐賀、長崎、大分、熊本の10府県が前年同月に比べ増加。あとの31都道府県についてはマイナスで、0%~5%未満の減少が東京、愛知、京都、岡山、宮崎など21都府県、5%以上~10%未満の減少が北海道、秋田、静岡、鳥取、島根、高知の6道県、10%以上の減少が福島、長野、石川、沖縄の4県となり、5%を超える厳しい落込みが全体の4分の1にのぼった。
全体では1149コースで延べ入場者数487万7860人となり、前年同月(1153コース集計)の499万8218人に比べ12万358人、2・41%の減少となった。

今年5月は、土・日祝日が昨年よりも1日少ない上、天候にも恵まれず、全国的に低調だった。ちなみに、昨年5月は、天候不順で週末に雨が降るタイミングの悪さ、前年(2022年)が10・52%増と好調だった反動も重なり、全国計で5・70%の減少だった。今年5月は、昨年同月に比べて3・29ポイント改善されてはいるものの、2年連続でマイナスを記録している。

なお、全国判明分の1~5月累計入場者数は、1148コースで1846万9760人にのぼり、前年同期(1153コース集計)の1878万9065人に比べ31万9305人、1・70%の減少となっており、前年同期の実績(0・70%減)に比べ1ポイント悪化した。今年1~4月累計との比較でも、0・25ポイント悪化している。

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ゴルフ特信」第7097号より一部抜粋

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