一季出版株式会社

2024.11.12
2024/11/10 PGM、直前キャンセルの増加傾向に歯止め措置

パシフィックゴルフマネージメント㈱(田中耕太郎代表取締役社長、東京都台東区東上野)は、今般全社的にキャンセル規定および運用の見直しを行い、10月1日以降のプレー予約により、予約をキャンセルされた場合、新たなキャンセルポリシーを適用させていただきますと案内した。

例えば、笠間CC(18ホール、茨城県笠間市)では、ビジター様の予約について①2組以下であれば1組当たり、プレー当日含む7日前より土・日祝日8000円(例・9月14日のキャンセル料はプレー当日含む7日前の9月8日より発生)、②3組以上であれば1組当たり、プレー当日含む7日前より平日4000円、土・日祝は14日前より8000円、③1人予約は開催決定後(プレー前日の正午以降)は平日1000円、土・日祝日2000円、④withGolf(プレー前日の正午以降)は予約時料金の50%、無連絡の場合は100%キャンセル料を申し受ける--。また「免責」として、ゴルフ場がクローズした場合、キャンセル料は発生しない。「その他」無連絡キャンセルは全日予約時料金の100%×人数分。キャンセル料は予約代表者様に対しSMS(ショートメッセージ)等を通じて請求。キャンセル料発生タイミング以降の日程変更や組数減は、免責事由にはならない。GW(昭和の日と憲法記念日の間)、お盆(8月12~15日)、年末年始(12月28日~1月4日)のキャンセル料は土。日祝扱いとしている。

またGRAND PGMの千代田CC(27ホール、茨城県かすみがうら市)では、10月1日以降のビジター様プレー予約により適用するキャンセルポリシーを次のように案内した。
①1組当たり、プレー当日含む3日前より平日4000円、土・日祝日8000円、②1人予約は開催決定後(プレー前日の正午以降)は平日1000円、土・日祝日2000円、③withGolf(プレー前日の正午以降)は予約時料金の50%。「免責」として、ゴルフ場がクローズした場合であれば、キャンセル料は発生しない。改修工事、設備不良による変則営業日はキャンセル料は発生しない。「その他」の無連絡キャンセル等は笠間CCと同じ。

同社によると、直前キャンセルの増加傾向に頭を痛めており、予約確認の徹底はしているものの、キャンセルの減少にはつながっていない現状がある。直前キャンセルの減少を実現するには、キャンセル規定の運用(請求)を徹底すること、キャンセルポリシーを統一感のある内容かつできる限りシンプルな内容に変更し、お客様への周知を今まで以上に徹底することが重要と考え、今般全社的にキャンセル規定および運用の見直しを行ったという。
この取り組みにより直前キャンセルの減少につながることを期待している。

なお、上記例のようにPGMではいくつかのパターンを事前にゴルフ場へ提示し、ゴルフ場のマーケットや運営形態に応じてそれぞれのコースに合う内容にしているため、多少、金額やキャンセル料発生日に違いはありますが、概ね内容としては統一していると説明。また元々キャンセル規定をしっかりと運用していたコースは、お客様にその運用やキャンセル規定が浸透していることから、今回の統一化したキャンセル規定に変更せず、従前の規定を継続運用するコースも限定的ではあるが存在しているという。

ゴルフ特信」第7089号より一部抜粋

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