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2024.11.30
2024/11/30 晴山ゴルフ場、開かれた社交場目指し大規模リニューアルへ

西武グループの晴山ゴルフ場(18ホール、長野県北佐久郡、田代啓太支配人)は、ゴルフ場の概念を超え軽井沢の〝開かれた社交場〟を目指し、今後複数年かけて大規模リニューアルを実施する。そして、最初のリニューアルではクラブハウス改修及びコース改修を実施し、7月27日にオープンした。
クラブハウスについては数年かけて建替えを含むリニューアルが計画されており、今回は西武グループのエグゼクティブ・アドバイザーである世界的建築家の坂茂氏の設計により、既存の建物(旧・浅間亭)の内外装を刷新して仮設のクラブハウスとして使用を開始した。コースはコース設計家の嶋村唯史氏監修の下、「綺麗、品がある、楽しめる、難しすぎないコース」をテーマに段階的に実施、1番及び10番ホールのティインググラウンド、バンカーの新設・改修、バンカー練習場やアプローチゾーン、パッティンググリーン、打撃ゲージ(3打席)の整備を行っている。

同ゴルフ場が所在する軽井沢町は昨今、別荘居住者が増加傾向にあることから、エグゼクティブ層が集う軽井沢に誰でも利用できる交流の場としての需要を見込んでいる。そこで、これまで手引きカートを利用して気軽にプレーを楽しむスタイルから、①ゆったりとゴルフを堪能できるスタート枠(カート1台2名プレーは10分間隔、カート2台3~4名プレーは20分間隔)、GPS(テクノクラフト社製「Marshal-Ai」)付き〝乗用ゴルフカー〟(クラブカー製「TEMPO」、2人乗り)でフェアウェイ乗入れ可、②クラブハウスに西武・プリンスホテルズワールドワイド直営による「ウェルネス」にこだわったレストランを新設、③来場組ごとに専任のコンシェルジュがサポートするほか、軽井沢駅から送迎などのサービスを提供--に転換したとしている。
営業概要は、今年は7月27日~12月1日とし、プレー料金(利用税、消費税含む)は7月27日~8月31日が全日3万1000円、9月1日~12月1日が平日2万5500円、土・日祝日3万1000円。ラウンドは全組スループレーだが要望に応じてハーフ休憩、追加ハーフラウンドも可能。カートフィや追加ハーフラウンドの料金はかからない。

ゴルフ特信」第7113号より一部抜粋

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