一季出版株式会社

2024.12.15
2024/12/15 6月動態統計速報、売上高5・0%増で5カ月振り増

経済産業省は先ごろ、「特定サービス産業動態統計」の2024年6月分速報を発表した。
同月のゴルフ場(経済産業局所在の8都道府県のゴルフ場)の利用者数は104万1931人で前年同月比2・7%の増加。売上高は106億86百万円で前年同月比5・0%の増加となり、ともに5カ月振りの増加となった。

6月はPGMの月次でも報じた通り、前年に比べ土・日祝日が2日多かった。平均営業日数は28・5日で前年同月と比べ1・0%増加した。利用料金収入は平日が日数減で3・9%減少、土・日祝日は日数増で17・7%の大幅増加となった。本紙で18ホール換算を計算すると、売上高6・0%増加、利用者数3・6%増加となった。1日当たり利用者数は2・9%増の136・2人となった。客単価は232円増、率では2・3%増の1万256円となり、単価の上昇は続いている。
1~6月の速報データを集計すると売上高0・44%増、利用者数1・34%減となり、6月が貢献し、売上高はプラスに転換してきている。

一方、ゴルフ練習場の6月は利用者数が土・日祝日に19・7%の大幅増となりトータルでは1・3%増、売上高は5・2%の増加となり、ともに4カ月振りの増加となった。
なお、対個人サービス等の業種の6月売上高は遊園地・テーマパークが9・6%増(32カ月連続増)、ボウリング場9・8%増(31カ月振り減の後2カ月振り増)、パチンコホール8・0%増(24カ月連続増)、フィットネスクラブ2・5%増(31カ月連続増)と休日増加で軒並み増加となった。

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ゴルフ特信」第7119号より一部抜粋

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