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2025.01.13
2025/1/13 全国判明分8月入場者、前年同月比6・22%のマイナス

8月入場者状況が各ゴルフ団体及びゴルフ場専門サイトの調べで明らかになった。昨年は猛暑や台風などにより全体で7%を超える減少を記録(本紙6989号既報)したが、今年も昨年に近い大きな落込みとなっている。
入場者状況を北から順にみると以下の通りで、北海道(北海道ゴルフリポート調べ、110コース)は延べ入場者数45万6382人で前年同月比0・67%の増加(昨年は前年同月比2・32%増=掲載当時、以下同)、東北地区(東北ゴルフ連盟調べ、95コース)は28万7058人で6・86%の減少(5・13%減)、栃木県(県ゴルフ場協議会調べ、100コース)は30万3467人で8・16%の減少(9・01%減)、東京都(都支配人会調べ、15コース)は5万6263人で8・23%の減少(6・80%減)、山梨県(県支配人会調べ、38コース)は12万8775人で9・98%の減少(6・15%減)、中部地区(中部ゴルフ連盟調べ、200コース)は66万8775人で9・08%の減少(7・67%減)。

関西地区(一社・関西ゴルフ連盟調べ、236コース)は81万1951人で7・82%の減少(7・48%減)、中国地区(一財・中国ゴルフ連盟調べ、105コース)は30万1994人で6・52%の減少(10・35%減)、四国地区(四国ゴルフ連盟調べ、57コース)は14万9369人で6・15%の減少(12・35%減)、九州地区(九州ゴルフ連盟調べ、192コース)は60万9199人で3・05%の減少(9・99%減)。
全国判明分(41都道府県)では、1148コースの延べ入場者が377万3233人を数え、前年同月(1154コース集計)の402万3364人に比べ25万131人、6・22%の減少となった。
今年の8月は、全国的に猛暑日が続いた上、台風が上陸や接近した影響が大きかった。前年同月に比べ増加したのは7県で、沖縄県では26・45%の大幅増加、青森県では4・21%増、秋田県では3・81%増と好調だった。あとの34都府県はマイナスとなり、うち5%以上の減少が28都府県と半数を占めた。

全国判明分の1~8月累計入場者は1148コースで3081万1927人を数え、前年同期(1154コース)の3157万7837人に比べ76万5910人、2・43%減少した。1~7月累計は1・88%の減少だったので、0・55ポイント悪化したことになる。
地区ごとの1~7月累計と1~8月累計の増減率は、北海道(1~7月累計2・24%減→1~8月累計1・28%減)、東北地区(10・08%減→7・00%減)、首都圏等3都県(1・92%減→2・74%減)、中部地区(3・04%減→3・80%減)、関西地区(0・07%増→0・88%減)、中国地区(2・15%減→2・66%減)、四国地区(1・28%減→1・81%減)、九州地区(1・44%減→1・62%減)となっている。

関連記事:2024/12/25 全国判明分7月入場者、前年同月比7・48%の大幅減少

「ゴルフ特信」第7132号より一部抜粋

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