2025.02.06
2025/2/6 中部地区1~9月入場者、前年比3・57%のマイナスに
中部ゴルフ連盟(CGA)は、2024年1~9月の入場者状況を先ごろまとめた。
それによると、CGAに加盟する8県200倶楽部の延べ入場者は647万6536人を数え、前年同期(201倶楽部集計)の671万6251人に比べ23万9715人、3・57%減少した。23年同期の1・59%減に続くマイナスとなっている。また、1倶楽部平均入場者数は3万2383人で前年同期に比べ1199人減少している。
県別の延べ入場者状況は、福井県(加盟10倶楽部)が延べ入場者数26万5545人で前年同期比2・39%の増加(前年は1・89%減)を記録した。しかし、あとの7県は、岐阜県(56倶楽部)196万5718人で1・15%の減少(0・10%減)、富山県(13倶楽部)31万9185人で2・34%の減少(1・73%増)、三重県(49倶楽部)170万2030人で2・84%の減少(2・08%減)、愛知県(44倶楽部)150万9676人で3・56%の減少(2・45%減)、静岡県(4倶楽部)12万1075人で4・76%の減少(2・37%減)、石川県(20倶楽部)53万4397人で11・46%の減少(4・37%減)、長野県(4倶楽部)5万8910人で37・20%の減少(0・17%減)と前年実績を下回っている。
2桁減少となった石川県は1月の大きな地震に加え2月以降も悪天候に見舞われた影響、長野県では加盟1倶楽部が減少した影響が大きかった。
中部地区は、上半期(1~6月)までの月別が1月0・42%増、2月1・41%増、3月9・43%減、4月0・07%増、5月4・10%減、6月3・95%増と6カ月中4カ月で増加しているものの大きな伸びではなく、3月や5月のマイナスをカバーしきれなかった。
7月以降については、7月が猛暑で客足が遠のき7月9・97%減、8月が猛暑に加え台風の影響もあり9・08%減と大幅減少している。
9月は、猛暑が依然として続くなか、下旬に石川県の能登半島で豪雨が発生するなど厳しい気象状況となるなどで静岡(前年同月比2・08%減)、愛知(2・66%減)、三重(2・87%減)、石川(8・94%減)、長野(34・34%減)の5県で前年を下回る一方、福井(5・68%増)、富山(2・46%増)、岐阜(0・23%増)の3県で増加し、8県トータルでは延べ入場者数82万749人で前年同月比2万287人、2・41%の減少となっている。