2025.02.15
2025/2/15 23年ゴルフ人口530万人、ゴルフ場市場9390億円
公益財団法人・日本生産性本部(東京都千代田区)の余暇創研は「レジャー白書2024」(定価8800円=税込み)を10月31日に発行した。全国15~79歳の男女を対象に23年の余暇活動について行ったインターネット調査(有効回収数3303人)。7月の速報では参加率だけの発表だったが、白書の中で全容を明らかにした。
概要発表によると、新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけが「5類感染症」に引き下げられた2023年は、国内観光旅行などの外出を伴うレジャーをはじめ、多くの活動で参加人口の増加がみられた。23年の余暇関連市場規模は71兆2140億円で前年比13・4%増加し、コロナ禍前の2019年比で98・5%の水準まで戻った。コロナ禍で大きく落ちた分野の急速な回復が続き、逆にコロナ禍の特需で伸びた分野は反転して落ちた。
余暇活動の参加人口は、「国内観光旅行(避暑、避寒、温泉など)」(4740万人)が22年に続き首位となった。「外食(日常的なものは除く)」が参加人口を増やし2位に上昇。「動画鑑賞(レンタル、配信を含む)」「読書(仕事、勉強などを除く娯楽としての)」など在宅レジャーも引き続き上位となった。外出を伴う種目をはじめ、多くの余暇種目で参加人口の増加がみられた。
余暇の部門別ではスポーツ部門が前年比3・6%増となり、 各スポーツ用品、スポーツ観戦が伸び、ゴルフ場等も堅調。ゴルフ練習場やキャンプ用品等は反動減となった。趣味・創作部門は前年比1・7%増。娯楽部門は前年比12・6%増。観光・行楽部門は前年比32・1%増となった。余暇市場の全般的な傾向として値上げが進行し単価が上がった。コスパやタイパを求める一方で、推し活のためにはお金も時間も惜しまない傾向が強くなったという。
ゴルフ関係のデータはゴルフ(コース)が参加率5・4%(前年5・3%)で参加人口は530万人となり、前年に40年来の最少だった510万人から3・9%増加した。ゴルフ練習場は参加率は5・2%(前年同)、人口は510万人で前年より10万人、2・0%の増加となった。
市場規模についてはゴルフ場は9390億円で340億円、3・8%の増加となった。コロナ禍初期の2020年は7180億円まで落ち込んだが、3年連続の増加で2010年の9650億円に次ぐレベルにまで回復した。ゴルフ用品市場も3800億円で前年比4・4%増加し、3年連続の増加。2009年の3590億円をも上回った。一方ゴルフ練習場は1230億円で前年比0・8%減となり2年連続の減少で、今回の概要発表会でも過去最小規模と紹介された。21年の練習場はコロナ禍で1430億円まで盛り上がったことの反動でもあるが、大型の郊外施設が減少しインドア施設の増加が影響した模様だ。