2025.02.21
2025/2/21 ゴルフ人口若者中心に回復も女性減少と実態反映されず
「レジャー白書2024」(公益財団法人・日本生産性本部の余暇創研)の概要は、ゴルフ(コース)が参加率5・4%(前年度5・3%)で参加人口は530万人(前年比3・9%増)となり、性年代別で見て、どの年代で増減したか、見ていくこととする。
コース参加率で最も高いのは、男性(男性全体の参加率は1・0P増の9・3%)70代の15・5%で前年の14・8より0・7ポイント(以下P)増加した。コロナ禍中は低下した形だが、団塊の世代を含む70代はゴルフに熱心で存在感を増した形だ。次の男性60代は11・8%で前年比は0・5Pダウンし男性では唯一ダウンとなった。以下、50代は0・5P増の9・4%にアップ、30代は2・9P増の9・0%、40代が8・5%で1・6Pアップした。20代は1・3P増の3・7%、10代は前年0から2・9%となりそのままポイントアップとなった。
男性のゴルフ練習場では70代の14・7%(0・3P増)、60代9・8%(1・2P増)、40代8・1%(1・6P増)、30代8・1%(1・6P増)、50代7・1%(2・5P減)、20代5・6%(2・7P増)、10代は前年0から4・9%となりそのままポイントアップとなった。
一方女性のコース参加率(全体では0・8P減の1・6%)では、70代2・4%(0・2P減)の次は10代2・2%(1・1P増)、40代2・2%(0・5P増)、50代1・7%(0・7P減)、20代1・5%(1・0P増)となり、60代は1・1%で4・3P減少するなど大幅がダウンとなったようだ。ゴルフ練習場でのトップは10代の4・5%(3・4P増)と大幅増加したが、次は60代2・7%(2・4P減)、20代2・4%(0・4P増)など増減が激しかった。
白書では男女の年代別構成比も発表しており、コース参加の年齢別では70代26・7%、60代25・5%、50代19・3%の順で占めている。その構成比から人口を算出するとコース人口530万人のうちの70代が133万人、次に50代101万人、60代と40代95万人となり、団塊ジュニアを含む年代が60代に匹敵する人数となる。ゴルフ場での延べ利用者回数は消費額が年代別でもっとも多い60代が40、50代よりもかなり多いとみられるが、50歳前後の人口の多い団塊ジュニアのゴルフ参加率や人口が増えているのはゴルフ場が持続可能な市場規模で維持するのに心強い材料だ。
なお男女比の人口割合は23年のコースが男性85・5%で前年比8・8Pも上昇した。ゴルフ場支配人会の23年のゴルフ場延べ利用者に占める女性の割合は14%台にまで上昇しているため数値的には符合するようだが、女性は男性より利用回数が少ないため、今回の白書調査では女性の特に高齢者の回答割合が弱目に出たようだ。このため市場性を見るためには3年平均の方を見ておきたいところだ。