2025.02.25
2025/2/25 2023年度全国ゴルフ場利用者、前年度比1・76%の減少
一般社団法人・日本ゴルフ場経営者協会(NGK、東京都千代田区)は、ゴルフ場利用税に基づく2023年度(2023年4月~2024年3月=利用税の徴税データより集計しているため、ゴルフ場利用者数としては23年3月~24年2月の実績)の全国ゴルフ場利用者状況を調査し、発表した。
発表によると、全国47都道府県のゴルフ場数は、2187ゴルフ場(隣接都府県にまたがる18ゴルフ場があるため、実稼働は2169ゴルフ場)となり、前年度に比べ9ゴルフ場、0・41%減少し、これで14年連続マイナスを記録している。都道府県別では岐阜県2ゴルフ場、沖縄県1ゴルフ場の計3ゴルフ場増える一方、秋田、栃木、群馬、千葉、東京、三重、大阪、兵庫、奈良、島根、岡山、広島の12府県で計12ゴルフ場減った。
利用者数についてみると、全国47都道府県の2023年度は8968万3371人を数え、前年同期の9129万26人に比べ160万6655人、率にして1・76%減少した。20年度以来3年度振りの減少を記録している。
エリア別では北海道のみ増加で、東北、関東、新潟・北陸、中部・甲信、関西、中国、四国、九州・沖縄各エリアは0%から約4%落ち込んだ。都道府県別では、前年度に比べ増加が7道府県、減少が40都府県だった。増加したうち伸び率の高い順にみていくと、大分県(23ゴルフ場)が前年度比3・20%増を筆頭に、以下、宮城県(37ゴルフ場)2・69%増、熊本県(41ゴルフ場)2・56%増、鹿児島県(28ゴルフ場)2・20%増、香川県(18ゴルフ場)2・00%増などと続いた。一方、減少では鳥取県(12ゴルフ場)が12・45%減と唯一2桁マイナスとなり、次いで東京都(21ゴルフ場、前年度比1ゴルフ場減)7・97%減、石川県(25ゴルフ場)5・88%減、島根県(7ゴルフ場、1ゴルフ場減)5・45%減、秋田県(15ゴルフ場、1ゴルフ場減)5・22%減などとなっている。
1ゴルフ場当たりの利用者数は4万1007人で、前年度に比べ1・36%減少した。エリア別では、北海道(1・44%増)と東北エリア(0・18%増)が増加、関東以西のエリアは1%~2%の減少となっている。
NGKによると、23年度はコロナ禍でバブル的ともいわれた22年度からは減少したものの、1ゴルフ場当たりは3年連続で4万人を超え、コロナ禍前の19年度との比較では年間で4・3%増、1ゴルフ場当たりで6・2%増となった。「ポストコロナ社会」への移行により、レジャーニーズがコロナ禍前に回帰し、「ゴルフ場利用者数が大幅な減少になることが危惧されましたが、幸い底堅い需要に支えられて緩やかな減少に留まりました」とまとめている。
なお、23年度のゴルフ場利用税総額は439億45百万円で、前年同期比1・6%減で3年度振りの下落となった。1人当たりゴルフ場利用税額は644円で3年度連続で上昇し、過去最低額となった20年度からは13円上昇した。