2025.02.27
2025/2/27 NGK調べ23年度全国ゴルフ場非課税者、人数は前年度並み
ゴルフ場利用税非課税者(18歳未満、70歳以上等)の状況について紹介する。
2023年度の延べ利用者数をゴルフ場利用税の課税者、非課税者に分けると、課税者数は6821万9765人(前年度比2・30%減)、非課税者数は2146万3606人(同0・01%減)となった。非課税者数のうち18歳未満は27万7千人(同0・31%減)、70歳以上は2073万5千人(同0・04%減)などとなっている。
都道府県別の状況をみると、28府県で前年度より増加、19都道府県で前年度より減少(前年度は44道府県で増加、3都県で減少)した。前年度比減少は少ないものの、東京都や神奈川県、愛知県、大阪府、兵庫県、福岡県といった大都市圏で落ち込んだのが特徴的だった。
非課税者数については、最多が前年度と同様千葉県で前年度に比べ0・07%増加の168万4121人となり、以下、兵庫県149万632人(0・04%減)、茨城県128万2895人(0・61%増)、栃木県115万3708人(0・26%増)、埼玉県106万883人(0・12%増)と続き、トップ5の順位は不動でいずれも前年度並み。少ない順では島根県6万5656人(4・12%減)、青森県6万6346人(0・36%減)、鳥取県8万366人(9・17%減)、秋田県8万2420人(3・52%減)、山形県8万6968人(0・40%増)など。10万人未満は5県、10万人以上100万人未満は37都道府県、100万人以上は5県となっている。
増加率では、沖縄県が6・90%増でトップとなり、2位は鹿児島県の6・19%増、3位以下は福島県4・61%増、宮城県4・13%増、福井県4・04%増などと続く。逆に最も減少したのは鳥取県の9・17%減で、それに次ぐ東京都7・70%減とともに大きな落込みをみせた。
一方、延べ利用者(8968万3371人)に占める非課税者(2146万3606人)の割合(非課税者率)をみると、23年度は23・93%で前年度に比べ0・42ポイント(以下、P)上昇している。
都道府県別では、神奈川県が32・13%(前年度比0・16P上昇)で2年度続けてのトップ、以下、東京都31・45%(0・09P上昇)、長野県29・65%(0・78P上昇)、愛知県29・04%(0・53P上昇)、高知県27・13%(0・84P上昇)などとなり、前年度5位の大阪府は26・64%(0・06P上昇)で2ランクダウンの7位だった。最低は沖縄県の18・75%だが、前年度に比べ1・23P上昇と全国一の上昇となっている。
非課税者数は、2003年にゴルフ場利用税非課税が適用されてから右肩上がりが続く。17年度には団塊世代(第一次ベビーブーム)が70歳に到達して、同世代の70歳到達がすべて完了する20年以降数年後まで非課税者の数が漸増するとみられた。20年度に新型コロナの感染拡大によって非課税者、主にシルバー層のプレー控えが進み前年度より6%程度減少とゴルフ利用税非課税適用後初の前年割れを記録した。22年度も依然コロナ禍ではあるが、ゴルフが3密を避けられるスポーツであることが世間に浸透するとともに、ゴルフ場における感染防止対策の徹底もあり堅調に推移した。23年度については、猛暑や豪雨といった異常気象から非課税者のプレーに影響が出ているようだ。