一季出版株式会社

2025.03.05
2025/3/5 景気ウォッチャー10月、DIは現状上昇も先行き下落

内閣府は11月11日、『景気ウォッチャー調査』の令和6年10月調査の結果を公表した。
北海道から沖縄までの全12地域で『現状判断』に回答したゴルフ場関係者は6地域(9月6地域)計8人(9人)で最高評価の〝良くなっている〟は1人(0人)、〝やや良くなっている〟は2人(3人)、〝変わらない〟は2人(2人)、〝やや悪くなっている〟は3人(2人)、〝悪くなっている〟は0人(2人)。
 現状判断DIを独自に算出すると、令和6年10月は53・1で、前月の41・7に比べ11・4ポイント(以下、P)の大幅上昇を記録した。今年7月に梅雨と猛暑によって前月比30Pの急激な下落をみたが、その後盛り返し、10月は3カ月連続で前月比上昇を記録(8月14・3P上昇、9月9・9P上昇、10月5・5P上昇)するとともに、今年1月以来の標準(DI50)超えとなった。

10月は、前月下旬まで続いた暑さが一段落し、トップシーズンの到来で北関東地域から甲信越地域にかけて入場者好調と説明しているものの、北関東地域のウォッチャー(従業員)が「来場者数は前年並みに確保できている。単価も前年を上回る着地を見込める」として〝やや良くなっている〟と判断した以外、「平日の来場者の金額に対する動きはシビアで、例年の価格設定では集客が難しい」(甲信越地域、副支配人、変わらない)、「来場の中心は会員であり、プレー費が高額なビジターは落ち込んでいる」(南関東地域、経理担当、やや悪くなっている)、「利用料が割安になる時間帯を設けており、その時間帯だけ来客数が好調である。通常料金の時間帯は、主要顧客であったシニア層が15%減っている」(同、経営者、やや悪くなっている)など厳しめな判断だった。
また、予約状況を理由に現状判断している中国~九州地域は、「土日の予約は9割程度埋まってきており、3か月前より良くなっている」(中国地域、営業担当、やや良くなっている)、「客から予約の電話や、県外や海外からの予約数が増加している」(九州地域、従業員、良くなっている)と説明している。

『先行き判断』は7地域(9月7地域)計11人(12人)が回答。〝良くなる〟は0人(0人)、〝やや良くなる〟は4人(6人)、〝変わらない〟は2人(4人)、〝やや悪くなる〟2人(2人)、〝悪くなる〟は3人(0人)。令和6年10月の先行きDIは40・9で、前月の58・3に比べ17・4Pも下落した。
先行きについては、〝変わらない〟から〝悪くなる〟との判断が半数を超えたため、3カ月振りに標準DIを下回ってしまったが、天候次第としながらも冬に向けての予約好調やアフターコロナで離れた客のゴルフ回帰への期待から〝やや良くなる〟と判断するウォッチャーもいた。
なお、業種全般の令和6年10月DI(原数値)は現状が46・6で前月比1・0P下落(2カ月連続下落)、先行きが48・0で前月比1・2P下落(3カ月振り下落)となった。

関連記事:2025/2/2 景気ウォッチャー9月、現状判断DIが回復

「ゴルフ特信」第7154号より一部抜粋

過去のお知らせ一覧はこちら