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2025.03.12
2025/3/12 IHI、芝草・芝生管理機器事業を共栄社に譲渡

㈱IHI(東京都江東区)は11月25日、連結子会社である㈱IHIアグリテック(北海道千歳市、長野県松本市)の芝草・芝生管理機器事業を同社が新たに設立する会社(新設会社)に対して吸収分割の方法で承継させたうえで、新設会社の全株式を㈱共栄社に譲渡することを決議したと発表した。株式譲渡実行日は2025年6月の予定。
IHIアグリテックの中核事業の一部はゴルフ場やサッカー場などの整備に必要な芝草・芝生管理機器の設計・製造・販売・サービスだが、国内では中長期的な人口減少や需要低減が見込まれ、海外勢との競争がさらに激しくなることが想定されるなかで検討し、共栄社と対象事業の譲渡に係る協議を重ねてきたという。譲渡先である共栄社は100年以上の歴史を持つ「バロネス」ブランドを冠した芝刈り機・草刈り機製品をアジア、アメリカ、ヨーロッパを中心に全世界で広く展開していると紹介した。

一方、㈱共栄社(林秀訓代表取締役、愛知県豊川市)も11月25日に発表。同社は最近の国内ゴルフ場等の市場における人手不足・合理化等の要因による管理機械及び無人機の需要増加、また長年取り組んできた海外市場における急激な市場拡大に伴い、製造能力の強化が必要となってきたことを今回の理由に挙げた。IHIアグリテックは、芝草・芝生管理機器と農業用インプルメント(機器)を製造・販売し、日本・アジアを中心に世界で広く展開している企業と紹介。その芝草・芝生関連事業を譲受することで、グローバル化に向けた盤石な基盤を設けることができると公表した。
近年の人手不足を背景に共栄社のFW用無人芝刈機が注目され、IHIアグリテックもラフ刈用無人芝刈り機を発表して注目されていた。

関連記事:2021/4/22 共栄社、リソルとラフ用無人芝刈機の研究機開発

「ゴルフ特信」第7158号より一部抜粋

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