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2025.03.16
2025/3/16 東京湾アクアライン社会実験で、今年度は料金改定

千葉県(県土整備部道路計画課)が12月4日、東京湾アクアラインの渋滞緩和策として、令和5年7月22日より実施中の特定の時間帯の割引料金を変動させるETC時間帯別料金の社会実験を令和7年4月1日から見直しの上継続するとともに下り線でも開始すると発表した。
令和7年4月からの変更ポイントは、①上り線(木更津→川崎方面)の料金(ETC普通車の場合800円)を、引上げ時間帯は1200円⇒1600円、引下げ時間帯は600円⇒400円に変更、②従来の上り線に加え、新たに下り線(川崎→木更津方面)でも社会実験を開始--となっている。

東京湾アクアラインでは、土日・祝日の特定の時間帯に交通が集中することによって激しい混雑が発生していたことから、令和5年7月22日より、平日の通行料は800円(ETC普通車)で変わりないが、土・日祝日(上り線)は普通車で13時から19時まで1200円とし、19時からは600円と混雑解消を狙った。これに敏感に反応したのは何度もアクアラインを利用する主にアクティブメンバーで、13時前にアクアラインに入り帰路につこうと、12時台にゴルフ場を離れる賢いゴルファーが多くなった。800円と1200円の差額は400円と少ないが、3時以降になるとアクアラインの渋滞が始まることが多く、この需要に対応してアクアラインを多く利用するゴルファーの多い市原市等のゴルフ場は早くプレーが終われるように朝の7時台等にスタート時間を早めたコースが多かった。このため土・日祝日9時台のスタートはアクアライン利用者には敬遠されたほどだ。

今年4月からは13時からが1600円と現状から400円上がる、13時前通過と800円差になり、現状のような早目のスタートが好まれることになりそうだが、今度は下り線も5時から7時までが200円増しの1000円となり、土・日祝日にアクアラインを利用して割増ゾーンを回避するのはわずかな組となり、ゴルファーを悩ませそうだ。
アクアラインは2009年に千葉県が補填するまでは通行料が3000円だったので、他地区に比べお得なのだが房総エリアが人気エリアとなったはアクアライン値下げの影響が大きく、今年4月からの料金変更後が注目される。

川崎(浮島JCT)から姉崎袖ケ浦IC(32・5キロ)、姉崎袖ケ浦ICからコース(8キロ)とアクアライン利用でもっとも便利なコースの一つである市原市のあるゴルフ場では「7~8月の夏場は渋滞を避けるため6時41分からのスタートとしていますが、全組キャディ付きなので勤務時間もあり全シーズンは難しい。今年4月からは早いスタートでも高くなる。今後全体会議で対応を決めることになりそうです」と話している。
12時台にゴルフ場を離れるお客が多いコースがある一方で練習施設が充実したコースでは夕方5時までの時間一杯まで練習して時間を過ごすゴルファーもあり、多様性が生まれて分散するかもしれない。その意味でナイタープレーや9ホールプレーなども需要が増える可能性がありそうだ。

アクアライン料金を再掲載すると、今年4月以降の土・日祝日通行料の上り線は0時から4時400円、4時から13時800円、13時から19時1600円、19時から20時800円、20時から24時400円。下り線は0時から4時400円、4時から5時800円、5時から7時1000円、7時から24時800円。
3月末までの土・日祝日は0時から13時まで800円、13時から20時1200円、20時から24時600円。

「ゴルフ特信」第7162号より一部抜粋

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