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2025.03.21
2025/3/21 10月家計調査、衆議院選挙の影響か過去にない落ち込み

総務省統計局がまとめた2024年10月の「家計調査」(家計収支編)によると、二人以上の世帯の消費支出は前年同月比で実質1・3%の減少(3カ月連続減、名目1・3%増加=9カ月連続増)、勤労者世帯の実収入(二人以上の世帯)は前年同月比で実質1・1%増加(2カ月振り増、名目3・7%増加=10カ月連続増)と消費は低迷も収入は増加傾向となった。
10月のゴルフ関係消費を二人以上世帯のデータでみると、ゴルフプレー料金の購入頻度が100世帯当たり10回で前年同月比7回、41・2%減(2カ月連続減)、1世帯当たり支出平均は786円で前年同月比30・3%減(4カ月連続減)となり、ゴルフシーズンの10月にしては少なく9月の791円をも下回った。ゴルフ用具の購入頻度は100世帯当たり1回で前年同月と同、1世帯当たりの支出平均は57円で前年同月比27・8%減(3カ月連続減)と低迷が続いた。

10月のプレー支出額を年代別にみると、主力の60代が1190円で前年同月比36・7%の減少(2カ月振り減)となった他、70歳以上は1120円で29・3%減(4カ月連続減)、50代は609円で11・7%減(4カ月連続減)、40代217円で53・2%減(2カ月連続減)、30代196円で32・2%減(3カ月連続減)、29歳以下は18円で3カ月振りに消費を観測したが95・2%減であった。
ゴルフ用具支出額の年代別では、40代82円で24・1%減(2カ月連続減)、60代65円で30・9%減(2カ月連続減)、50代65円で41・4%減(3カ月連続減)、70歳以上47円で46・9%増(2カ月連続増)、30代24円で70・7%減(3カ月連続減)、29歳以下は23円で88・9%減となった。

家計調査の1~10月累計を集計してみると、プレー料金消費は頻度17・1%減、消費額12・3%減、ゴルフ用具消費は頻度16・7%減、消費額15・4%減となり、ゴルフプレーが14・3%増となった30代、用具支出の多かった月の貯金で大幅増となった29歳以下や30代以外は多くの年代で低迷した。コロナ禍初期でゴルフ関係消費が盛り上がった若者年代は再び盛り上がる気配もあるが、60代中心の高齢者はコロナ明けで行動が多様化するとともに、10月27日に衆議院選挙があったことで「昔から選挙があるとゴルフ場入場者数が落ち込む」傾向が久々に表れた。

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「ゴルフ特信」第7164号より一部抜粋

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