2025.03.30
2025/3/30 10月動態統計速報、ゴルフ場利用者数5・2%減少
経済産業省は先ごろ、「特定サービス産業動態統計」の2024年10月分速報を発表した。
同月のゴルフ場(経済産業局所在の8都道府県のゴルフ場)の利用者数は100万8770人で前年同月比5・2%の減少、売上高も105億58百万円で前年同月比3・2%の減少となり、ともに2カ月振りの減少となった。猛暑だった8月は88万8486人(5・0%減)、売上高85億39百万円(5・2%減)で、土・日祝日1日増の9月は利用者、売上高とも0・3%の増加と平年並みだったが、10月の利用者数は9月の103万3160人より少なく、異例な事態となった。
10月は前年に比べ土・日祝日が1日少なかった。平均営業日数は29・7日で前年同月比0・5%増。利用料金収入は平日が日数増で0・2%増、土・日祝日は日数減で8・5%減少し、共に伸び悩んだ。その他料金収入はキャディフィ2・1%減、食堂・売店(直営)0・4%減となった。
18ホール換算を計算すると、売上高2・8%減、利用者数4・7%減となった。1日当たり利用者数は5・4%減の125・9人と10月としては少ない。もっとも客単価は214円増、率では2・1%増の1万466円となり、2カ月連続のプラスとなった。また1~10月を仮集計すると売上高1・4%減、利用者数2・6%減となり春先の降雨や夏の猛暑、トップシーズンの10月落ち込みが影響したが、トレンド転換と判断するほどではない。
一方、ゴルフ練習場の10月は利用者数が土・日祝日に10・8%減少しトータルは5・7%減となり4カ月連続減少した。売上高は4・9%減で、2カ月振りの減少となった。
取り上げている対個人サービス等の業種の10月売上高は遊園地・テーマパークが2・3%増(3カ月振り増)、ボウリング場1・7%減(3カ月振り減)、パチンコホール4・6%増(28カ月連続増)、フィットネスクラブ2・0%増(35カ月連続増)となった。コロナ禍で落ち込んでいる業種はまだ回復している。また10月は選挙の影響も考えられるが、他の業種はそれほど落ち込んでおらず、ゴルフ関連だけが下落傾向なのか、注視したいところだ。