2025.04.05
2025/4/5 全国判明分11月入場者、前年比1・63%のマイナスに
全国判明分の11月入場者状況が、ゴルフ業界専門情報サイトやゴルフ団体の調べでこのほど判明した。
北から順にみていくと、北海道(北海道ゴルフリポート調べ、110コース)は延べ入場者数15万741人で前年同月比7・18%の減少、東北地区(東北ゴルフ連盟調べ、95コース)は30万8977人で1・96%の増加、栃木県(県ゴルフ場協議会調べ、100コース)は43万2920人で1・05%の増加、東京都(都支配人会調べ、15コース)は7万9322人で0・22%の減少、山梨県(県支配人会調べ、38コース)は16万3369人で1・59%の減少、中部地区(中部ゴルフ連盟調べ、200コース)は89万9998人で0・16%の増加。
関西以西は、関西地区(一社・関西ゴルフ連盟調べ、236コース)が112万8206人で0・33%の減少、中国地区(一財・中国ゴルフ連盟調べ、107コース)が40万6156人で4・47%の減少、四国地区(四国ゴルフ連盟調べ、57コース)が20万9870人で2・79%の減少、九州地区(九州ゴルフ連盟調べ、192コース)が82万4302人で5・15%の減少となった。
全国(41都道府県)トータルでは、1150コースの延べ入場者が460万3861人を数え、前年同月の467万9936人(1156コース集計)に比べ7万6075人の減少、率にして1・63%の減少を記録している。
11月は、土・日祝日の日数が昨年同月と同じで、東北5県(青森、秋田、岩手、宮城、山形)、北陸2県(福井、富山)、和歌山県、鳥取県で2%を超える増加を記録した。しかし、26都道県で前年実績を下回り、集計倶楽部の減少で2桁減になった福島、長野両県をはじめ、北海道及び中国地区、九州地区でも大きく落ち込んだ。11月とは思えぬ暖かな日もあったが、急な気温低下によって客足に影響が出た模様だ。北海道では月初旬から断続的に降雪があったという。
一方、全国判明分の1~11月累計入場者状況については、1150コース集計で延べ入場者4467万55人を数え、前年同期(1156コース集計)の4584万7966人に比べ117万7911人、率にして2・57%の減少を記録している。
地区別では、北から順に北海道0・30%の減少、東北地区5・73%の減少、栃木・東京・山梨3都県計2・32%の減少、中部地区3・62%の減少、関西地区1・29%の減少、中国地区3・34%の減少、四国地区2・32%の減少、九州地区2・57%の減少となっている。ちなみに、都道府県別では、増加が41都道府県のうち5県にとどまっている。