一季出版株式会社

2025.04.06
2025/4/6 11月全国プレー料金指数、114・3Pで0・4%下落

総務省統計局が先ごろ発表した令和6年11月の全国消費者物価指数(2020年基準、CPI)は、109・2ポイント(以下P、生鮮食品を除く総合指数)となり、前年同月比2・7%上昇し、38カ月連続で上昇した。うるち米(コシヒカリを除く)の64・7%など穀類15%、キャベツ61・0%、チョコレート29・2%、コーヒー豆24・9%など食料が上昇、外国パック旅行費も80・8%上昇、電気、ガス代などエネルギーは6・0%上昇だった。生鮮食品を含む総合指数は前年同月比2・9%上昇の110・0Pで2020年比10%上昇した。

全国のゴルフプレー料金(会員制ゴルフ場の平日ビジター料金=利用税含むGF)の11月の全国指数は114・3Pで前年同月比0・4%下落(10月は0・1%上昇)し、2022年3月95・2Pで0・4%下落以来、32カ月振りの下落となった。東京都区部の11月の指数は10月と同じ120・9Pで、1・4%上昇(1・4%上昇)の17カ月連続上昇となった。全国消費者物価指数よりゴルフプレーは全国、東京都区部とも指数は上回るが、ともにゴルフプレーは指数の伸びが弱まりつつある。

小売物価統計による主要都市部の11月のゴルフプレー料金で最高額は東京都区部の1・4%増の1万5747円だった。上昇率では31・3%増(2916円→3828円)の宮崎市、下落率では30・2%減(5372円→3751円)の札幌市が目立った。集計46都市のプレー料金単純平均は5746円で上昇18都市、前年同月同19都市、下落9都市であったが、前年同月の46都市での5727円と比べ18円、0・3%の上昇(6カ月連続上昇)となった。

関連記事:2025/3/11 10月プレー料金指数、115・8Pで0・1%上昇

「ゴルフ特信」第7170号より一部抜粋

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