2025.04.22
2025/4/22 中国地区2024年入場者、前年比2・86%の減少に
一般財団法人・中国ゴルフ連盟(CGU)がこのほどまとめた2024年入場者状況によると、年間入場者は2年続けて約3%減少したことがわかった。
CGUに加盟する5県105倶楽部の24年の年間延べ入場者は421万6757人を数え、前年同期の434万1028人に比べ12万4271人、率にして2・86%の減少となった。昨年の前年同期比2・91%減とほぼ同じ落込みぶりだった。
県別の延べ入場者状況についてみると、5県すべてで前年実績割れしており、広島県(40倶楽部)は延べ入場者数169万1570人で1・88%の減少、岡山県(35倶楽部)は129万2319人で2・89%の減少、山口県(加盟16倶楽部)は79万1793人で前年同期比3・03%の減少、鳥取県(8倶楽部)は21万6215人で4・91%の減少、島根県(6倶楽部)は22万4860人で7・28%の減少と続いた。鳥取、島根両県の減少が大きかった。
中国地区の2024年は、1月が雪でマイナスとなった前年の反動により5県トータル6・41%増となったものの、2月以降は2月2・25%減、3月8・33%減と落ち込み、4月0・37%減、5月0・69%減、6月0・48%減と4カ月連続微減で推移し、上半期トータルでは1・31%の減少となっている。
下半期は、7月が土日の日数減と酷暑で7・19%減、8月が酷暑と台風で6・52%減と2カ月連続で大幅減少し、9月は0・09%減と前年並みだが、10月は雨のため9・37%減、11月も4・37%減と低迷した。
12月は、鳥取県17・20%減、島根県4・12%減と日本海側の県で落ち込んだが、あとの3県(山口県8・54%増、岡山県2・47%増、広島県1・41%増)が健闘し、5県トータルの延べ入場者数36万3263人で前年同月に比べ8296人、2・34%増と、1月以来のプラスを記録している。
なお、1倶楽部平均入場者数は前年に比べ1184人減の4万160人となっている。