一季出版株式会社

2018.05.30
2018/5/30  平成29年度動態統計 ゴルフ場売上高0・1%増

経済産業省は先ごろ、「特定サービス産業動態統計」の平成30年3月分を発表した。
それによると、同月のゴルフ場(経済産業局所在の8都道府県のゴルフ場)利用者数は61万462人で前年同月比2・4%の減少、売上高は61億51百万円で前年同月比1百万円、0・0%の増加で、売上高は4カ月振りの増加、利用者数は4カ月連続の減少となった。
利用料金収入は平日で4・6%減、土・日祝日で5・7%増加した。今年の3月は土・日祝日の日数が前年より1日多く、その分平日が少なく影響が出た。
 
その他売上高は食堂・売店(直営)が1・4%増、キャディフィ3・3%減となった。利用者数は、平日で会員6・9%減、非会員6・1%減、土・日祝日は会員2・3%増、非会員2・9%増となった。
1~3月では売上高2・0%減(前年同期比2・0%減)、利用者数3・4%減(3・1%減)となり、ともに2年連続の減少となった。
年度ベースの比較では、売上高は0・1%増(2・9%減)、利用者数は0・4%減(3・3%減)となり、売上高は2年度振りの増加、利用者数は2年度連続の減少となった。四半期別では売上高が4~6月2・4%増、7~9月2・6%増、10~12月3・6%減と続き1~3月もマイナスだったが上半期の貯金でプラス域となった。利用者数では4~6月2・0%増、7~9月1・4%増、10~12月3・4%減で利用者数より売上高の増加率が高いことから客単価がアップしたことになる。
※「ゴルフ特信」第6234号より一部抜粋

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