2018.09.01
2018/9/1 パシフィコ・エナジー、兵庫と岡山のゴルフ場跡地にメガソーラー
米国系資本のパシフィコ・エナジー㈱(東京都港区)は、岡山県と兵庫県のゴルフ場跡地にメガソーラーの建設を開始した。
岡山県の計画は備前メガソーラー発電所で、和気郡のゴルフ場(旧・備前GC)跡地を利用して建設され、2020年春頃の運転開始を予定している。完成後には、年間約132百万キロワット時の発電量を想定しており、年間およそ9万トンの二酸化炭素排出削減に貢献するという。発電した電力は、中国電力に全量販売する。
兵庫県の計画は夢前メガソーラー発電所で、兵庫県姫路市のゴルフ場(チェリーGゆめさきC)跡地を利用して建設され、2020年秋頃の運転開始を予定している。完成後には、年間約84百万キロワット時の発電量を想定しており、年間およそ4・2万トンの二酸化炭素排出削減に貢献するという。発電した電力は、関西電力に全量販売する。
同社はゴルフ場跡地を活用したメガソーラー建設に積極的で、岡山県内だけでも、旧・作東セントバレンタインリゾート計画(36ホール計画、旧・作東町=現・美作市)跡地と、旧・ペニンシュラGC湯郷コース(18ホール=平成27年11月末で閉鎖、美作市)跡地、旧・アランチャールズG&R岡山(18ホール、美作市)跡地、旧・久米南G場計画(18+3ホール計画、久米郡久米南町)跡地でメガソーラー事業を行っている。
ちなみに、旧・備前GC(18ホール、岡山県和気郡和気町)は、リソルグループが経営していたが、昨年12月31日をもって閉鎖し、ゴルフ場の営業を終了した。また旧・チェリーGゆめさきC(18ホール、兵庫県姫路市)は、昨年1月末をもってゴルフ場を廃業にしていた。
※「ゴルフ特信」第6273号より一部抜粋