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2018.10.08
2018/10/8  関西地区会員募集、2府5県81コースで実施

首都圏、中部地区に続き関西地区でも現在募集しているゴルフ場を集計したところ、岡山県を含めた2府5県で前年に比べ3コース減少の81コースが募集中であることがわかった。
 そのうち74コースが正会員ベースで、平均募集金額は113・4万円となり、昨年よりコース数が4コース減ったが、金額では2・4万円のプラスとなっている。

 正会員ベースの種別ごとのコース数及び平均募集金額では、預託金制がコース数20コース(前年21コース)で平均募集金額229・6万円(221・3万円)、プレー会員権49コース(53コース)で42万円(43・9万円)、終身・一身・譲渡不可4コース(4コース)で420・4万円(421・7万円)。株主会員は昨年ゼロだったが、パインレークGC(兵庫)が一般社団法人制ゴルフクラブ移行5周年を記念して今年7月9日から60万円(入会金40万円、基金20万円)で募集開始したことから、1コース、60万円となっている。

 個別の募集金額では、昨年に続き東児が丘マリンヒルズGC(岡山)の1024万円(預託金制)が最高額で、以下、東急グランドオークGC(兵庫)の990・4万円(譲渡不可)、田辺CC(京都)の624万円(一身)、三木よかわCC(兵庫)486・4万円(預託金制)などと続いた。一方低額は、チェリーGときわ台C(兵庫)及び同G一庫C(同)の5・4万円(プレー会員権)と、同地区では初めて10万円を下回った。両コースの他はPGMグループの三日月CC(兵庫)10・8万円、和歌山CC(和歌山)10・8万円、太閤坦CC(京都)12・8万円などで、募集金額30万円未満は滝野CC(兵庫)で10月1日から開始する終身会員を除きプレー会員権での募集だった。

 募集開始時期での正会員ベースの平均金額(募集終了コース含む)では、平成30年が9コースで97・5万円、29年が14コースで63・8万円(13コースで67・1万円)、28年が14コースで57・5万円(19コースで83・7万円)、27年が7コースで63・6万円(10コースで60・8万円)、26年が2コースで64・8万円(5コースで46・4万円)、25年以前が34コースで176・3万円。
 府県別の募集状況では、滋賀県が8コースで45・9万円(9コースで64・9万円)、京都府が10コースで143・9万円(10コースで143・8万円)、奈良県が6コースで89・5万円(7コースで81・3万円)、和歌山県が6コースで65・7万円(7コースで59・4万円)、大阪府が6コースで70・9万円(7コースで64・6万円)、兵庫県が31コースで120・9万円(32コースで126・5万円)、岡山県が7コースで211・3万円(6コースで192・3万円)となった。岡山県は鬼ノ城GCが今年5月から325・6万円募集(預託金)を開始し昨年に比べ1コース増え、平均募集金額も引き上げた。あとの6府県は前年並みに推移しているといえる。

 正会員ベースの募集以外では、太平洋クラブが関西エリアでも追加2次募集として正会員340・2万円(全額入会金、税込)、パーソナル「プラス1」232・2万円、コーポレート会員259・2万円、パーソナル会員205・2万円で実施中。信和グループでは今年4月からグループ6クラブ利用可の会員権「シンワC」を30万円で募集した。募集金額は全額預託金で、会社解散時に返還となっている。

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※「ゴルフ特信」6285号より一部抜粋

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