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2018.11.01
2018/11/1  関西地区1~9月入場者、前年比5・81%のマイナス

関西ゴルフ連盟(KGU)は、平成30年1~9月の入場者状況をまとめた。
 それによると、KGUに加盟する6府県237倶楽部の延べ入場者数は750万7422人で、前年同期の797万853人に比べ46万3431人、5・81%減少した。2年連続の減少で、過去5年間(平成26年0・37%減、27年0・88%減、28年2・79%増、29年0・63%減)でみると大きなマイナスとなっている。

 府県別の状況は、大阪府(加盟29倶楽部)が豪雨と台風のダブルパンチで延べ入場者数113万307人で前年同期比7・99%減となったのをはじめ、以下、京都府(25倶楽部)80万4856人で7・60%減、和歌山県(17倶楽部)43万513人で6・73%減、奈良県(30倶楽部)90万685人で6・68%減、兵庫県(110倶楽部)331万4159人で4・92%減、滋賀県(26倶楽部)92万6902人で3・34%減と続いた。

 関西地区は1月に雪で前年比1・88%減少するも2月に3・23%増、3月0・93%減となるも4月2・25%増と、減少と増加を繰り返しながらも前年実績を上回っていた。しかし5月以降は雨の影響で様子が変わり、5月2・49%減、6月2・80%減、そして7月に豪雨で大ダメージを受け20・03%の大幅減少となっている。7月豪雨によってコースに被害が出たり、クローズを余儀なくされるゴルフ場が続出し、8月も5・83%の減少。9月は台風が縦断したことから6府県すべてで2桁減を記録しトータル14・78%減、7月に次ぐ落込みとなった。

 なお、1~9月累計の1倶楽部平均入場者数は3万1677人で、3万人を下回ることはなかったが、前年に比べ1955人減少している。府県別では豪雨や台風で大きなダメージを受けた大阪府が前年比3386人減で4万人割れの3万8976人、奈良県及び京都府では2千人台の減少となっている。

関連記事:2018/4/17  関西地区1~3月入場者、前年に比べ0・17%の減少

※「ゴルフ特信」第6292号より一部抜粋


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