2019.02.07
2019/2/7 11月動態統計、売上高2・7%減、利用者数0・5%減休日1
経済産業省は先ごろ、「特定サービス産業動態統計」の平成30年11月の速報を発表した。
同月のゴルフ場(経済産業局所在の8都道府県のゴルフ場)の利用者数は81万4801人で、前年同月比0・5%の減少。売上高も84億07百万円で前年同月比2・7%の減少となった。利用者数、売上高とも2カ月振りの減少となったが、11月は土・日祝日の日数が昨年よりも1日少なく、需要面では前年同月並みと判断できそうだ。
11月の内訳をみると、利用料金収入は平日で3・2%増、土・日祝日は6・5%減。曜日別での利用者数は、平日で会員1・9%増、非会員3・3%増、土・日祝日は会員1・0%減、非会員7・9%減となった。食堂・売店(直営)は7・5%減、キャディフィは1・6%減となっている。/ 11月の18ホール換算(本紙集計、営業ホール数は前年同期比1・1%減)は、利用者数0・8%増、売上高1・2%減。客単価(1人当たり利用額)は1万318円となり、前年同月に比べ209円、2・0%ダウンした。
同調査は一部数値に変更が生じたとして、経産省は伸び率を調整して発表している。30年は1~3月が売上高2・0%減、利用者数3・4%減、4~6月が売上高1・9%減、利用者数2・1%減、7~9月は豪雨・猛暑・台風もあり、売上高13・4%減、利用者数13・5%減、10月は売上高5・0%増、利用者数6・0%増と盛り返したが、7月と9月の2桁以上の大幅減があった影響で年間累計では4%前後のマイナスが見込まれる厳しい数値となっている。
またゴルフ練習場の11月は利用者数が土・日祝日に8・3%減少しつつも全体では1・8%の減少、売上高は4・1%減で、利用者数は2カ月振りのマイナス、売上高は8カ月連続の減少となった。
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