一季出版株式会社

2019.05.05
2019/5/5 2月動態統計、売上高6.6%増、利用者数9.5%増

経済産業省は先ごろ、「特定サービス産業動態統計」の平成31年2月の速報を発表した。 

同月のゴルフ場(経済産業局所在の8都道府県のゴルフ場)の利用者数は41万8716人で、前年同月比9・5%の増加。売上高は37億96百万円で前年同月比6・6%の増加となった。今年は昨年の降雪の反動から1月が利用者数16・4%増、売上高14・4%増と上方修正されるなど好調で、利用者数・売上高とも好調にスタートしている。 

2月の内訳をみると、利用料金収入は平日が8・7%の増加、土・日祝日が4・5%の増加となった。曜日別での利用者数は、平日で会員10・6%増、非会員9・7%増、土・日祝日は会員11・6%増、非会員7・0%増と天気の比較的良かった1、2月は会員の利用がより増えている。食堂・売店(直営)収入は6・6%増、キャディフィは6・9%増となっている。 

2月の18ホール換算(本紙集計、営業ホール数は前年同期比0・3%減)は、利用者数10・9%増、売上高8・7 %増。客単価(1人当たり利用額)は9066円で、前年同月に比べ2・0%のダウンとなった。
またゴルフ練習場の2月は利用者数が土・日祝日に前年同月比3・9%増加しトータル6・0%の増加、売上高も4・7%増で利用者数は3カ月連続の増加、売上高は2カ月連続の増加とやっと好転してきた。
他の対個人サービス(売上高)の2月は遊園地・テーマパークが4・7%増と依然好調で、屋内型のパチンコホールも6・5%増と増加に転じたが、ボウリング場は3・7%減だった。

関連記事:2019/4/20 1月動態統計、売上高14.0%増、利用者数15.0%増

※「ゴルフ特信」第6361号より一部抜粋

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