2019.06.17
2019/6/17 リソル3月期決算、豪雨での減収を資産売却等でカバー
リソルホールディングス㈱(平田秀明代表取締役会長兼CEO、東京都新宿区)は先ごろ、平成31年3月期(4~3月)の決算短信(連結)を発表した。
同期間の売上高は209億50百万円で対前年同期比11・4%減、営業利益は7億67百万円で63・5%減、経常利益は15億54百万円で24・4%減、親会社株主に帰属する当期純利益は14億25百万円で0・7%増となった。
同期間のセグメント別の経営成績は、ゴルフ場運営事業が売上高33・6%減の53億35百万円で、利益は83・9%減の2億36百万円、ホテル運営事業が売上高14・3%増の92億33百万円で、利益は9・4%減の12億21百万円、再生エネルギー事業が売上高100・9%増の15億96百万円、利益は27・4%増の4億90百万円等となった。
同期間は、ゴルフ場で西日本豪雨等が影響し中京GC石野C(愛知)の運営業績が寄与するも新規会員権収入が減少、不動産関連事業の営業外収益で計上した運営施設のバリューアップ投資事業でゴルフ場株式の売却に伴い、売上も減少している。ホテルは京都エリアで3館が新規開業し、業績に貢献したという。太陽光設備等の販売用不動産の売却も貢献した形だ。
なお、令和2年3月期連結業績予想は、売上高215億円(前年度比2・6%増)、営業利益10億円(30・3%増)、経常利益19億円(22・3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益14億50百万円(1・8%増)に回復する見込みだ。