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2019.07.28
2019/7/28 改正健康増進法の施行、全館禁煙さらに増える

ゴルフ場の館内禁煙が主流になっているが、7月1日に改正健康増進法が施行されて、新たに全館禁煙を決めたり、付帯施設の禁煙に踏み切るゴルフ場が増えている。

ヌーヴェルGC金谷郷コース(18ホール、千葉県)では「マナー・エチケットについて」とホームページで掲示し、「クラブハウス内は全日禁煙です。喫煙は灰皿のある場所でお願いいたします」など9項目を案内した。また館内禁煙は受動喫煙の対策強化を盛り込んだ改正健康増進法が施行したことにより、7月1日より全面禁煙にさせていただきますとし、理解と協力を求めた。

改正健康増進法では7月1日より学校、病院、行政機関は敷地内を禁煙とし、屋内の喫煙所は使えなく館内は全面禁煙となり、東京都庁などでも喫煙室が撤去された。
屋外喫煙所では例外となっているが、人事院が敷地内の屋外喫煙所の設置は推奨しない旨、行政機関に通知しており、敷地内の屋外喫煙所も撤去が進んでいる。

ゴルフ場では先のゴルフ場のように館内禁煙が主流で喫煙室を設けて分煙にするか、屋外の喫煙は灰皿のある場所でのみ喫煙可とするところが多くなっているが、喫煙者には受動喫煙の関係でさらに厳しい目が向けられそうだ。7月からクラブハウス外の施設である麻雀ルームを禁煙化したゴルフ場もある。

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※「ゴルフ特信」第6393号より一部抜粋

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