一季出版株式会社

2019.07.31
2019/7/31 5月動態、売上高0・4%増、利用者数2・1%増

経済産業省は先ごろ、「特定サービス産業動態統計」の令和元年5月の速報を発表した。
同月のゴルフ場(経済産業局所在の8都道府県のゴルフ場)の利用者数は100万人越えの100万8730人で、前年同月比2・1%の増加。売上高は98億32百万円で前年同月比0・4%の増加となった。利用者数・売上高とも2カ月振りの増加となった。

5月の内訳をみると、利用料金収入は平日が11・4%の減少、土・日祝日が15・3%の増加となった。曜日別での利用者数は、平日で会員7・7%減、非会員10・9%減、土・日祝日は会員14・0%増、非会員21・5%増となった。5月は新天皇即位に伴い今年に限り1日と2日が祝日となったことから最大10連休の特大ゴールデンウイークとなり、その分平日が減少し、平日と土・日祝日の数値が対照的となった。ただし食堂・売店(直営)収入は2・2%減、キャディフィは1・3%減とマイナスとなっている。
5月の18ホール換算(本紙集計、営業ホール数は前年同期比1・0%減)は、利用者数3・1%増、売上高は1・4%増となり、客単価(1人当たり利用額)は9747円で、前年同月に比べ1・7%のダウンとなっている。

また1月からの累計では、4月が中旬の寒波で今年月別で唯一マイナスだったものの1月がともに2桁の伸びで、1~5月も利用者数4・5%増、売上高2・6%増と好調さを保っている。
一方、ゴルフ練習場の5月は利用者数が土・日祝日に前年同月比14・2%増、トータル0・1%増で2カ月振りの増加。売上高は0・5%減で2カ月連続の減少だった。他の個人サービスでは遊園地・テーマパークが4・1%増と依然好調が続いている。

関連記事:2019/6/28 4月動態、売上高4・0%減、利用者数2・4%減

※「ゴルフ特信」第6395号より一部抜粋

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