2019.08.28
2019/8/28 西武ホールディングス第1四半期決算、ゴルフ場業は悪天候等で2%減収
㈱西武ホールディングス(後藤高志社長)は8月1日、2020年3月期第1四半期決算短信(連結)を発表した。
それによると、2020年3月期第1四半期(4月1日~6月30日)の営業収益は1448億39百万円で前年同期比6・3%増、営業利益は215億20百万円で同6・6%増、経常利益は194億46百万円で5・7%増と増収増益だった。親会社株主に帰属する四半期純利益は142億67百万円で同10・7%増となっている。
営業収益のセグメント別では「建設事業」(鉄道工事、分譲住宅建設、公共工事)をはじめ全ての事業(その他含む)が前年同期を上回っており、ゴルフ場運営を含む「ホテル・レジャー事業」をみると547億99百万円で前年同期比7800万円、3・4%の増加だった。
「ホテル・レジャー事業」の営業収益については、ホテル業は大型連休の行楽需要取込みなどによるRevPAR(Revenue Per Available Room=レヴパー、販売可能な客室1室当たりの収益)の上昇等により増収したが、ゴルフ場運営の「ゴルフ場業」は今年4月の降雪や6月の天候不順などの影響により前年同期比2・2%減の35億19億円と減収している。なお「ホテル・レジャー事業」の営業利益は、新規事業関連費用の販管費が増加したことなどで前年同期比4・6%減となったとしている。