2019.09.28
2019/9/28 神戸ゴルフ倶楽部(兵庫)で28日に草原生植物観察会開催
一般社団法人の神戸ゴルフ倶楽部(18ホール、神戸市灘区)で8月29日、13時から16時にかけて『草原生植物観察会』が開催された。
神戸市内に残された貴重な自然や希少な生きものを市民の皆に知ってもらい、絶滅危惧種や生物多様性の保全を考えるきっかけにしてもらいたいと、神戸市が同イベントを企画。定員45名で参加費は無料だった。会場となったのは六甲山上につくられた「神戸ゴルフ倶楽部」で、同所は大幅な土地改変もなく、農薬の使用量が極力抑えられ、適度な草刈り管理が行われてきたことなどにより、全国的にも衰亡の著しい草原生植物が数多く残されている貴重な場所だという。当日は講師とともにゴルフコースをまわり、山地の草原に生育するマツムシソウをはじめとする希少な草原生植物を観察したという。英国調のコンパクトなクラブハウス内ラウンジで講師による講演が行われ、同クラブの支配人がfacebookでその模様をレポートした。
ちなみに、明治36(1903)年5月24日に開場した日本最古のゴルフ場である同GCは、日本のゴルフのルーツを彩る企画を準備中で、その一端は月刊ゴルフマネジメントの10月号で紹介する。