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2019.12.01
2019/12/1 南紀白浜、IoTおもてなしサービス実証にゴルフ場も

南紀白浜エアポートとNECは10月25日、白浜観光協会が推進する顔認証を活用した「IoTおもてなしサービス実証」の利用施設を拡大すると発表した。
南紀白浜空港内レストランの「スカイアドベンチャー」、同空港内店舗の「福亀堂」、明光バス、観光名所の三段壁洞窟、南紀白浜ゴルフ倶楽部(18ホール、西牟婁郡上富田町)で、チケット購入や飲食店での決済などが顔認証で可能となるという。
「IoTおもてなしサービス実証」は、NECが提供している生体認証「Bio-IDiom」の中核技術を活用したサービス。南紀白浜空港到着後、顔情報やクレジットカード情報などを登録すると、ホテルや商業施設、テーマパークなどのカメラで顔情報を検出し、ホテルの客室の解錠やテーマパークでのファスト入園、商業施設での買い物や飲食店利用時に、財布やスマートフォンを出すことなく、キャッシュレスで決済可能となっている。

当初、実証期間は今年8月31日までを予定していたが来年2月29日まで延長されており、今回ゴルフ場など5施設が追加となった。
加えて、11月からは実証参加ホテルのビジネス客やサイクリストをターゲットにした素泊まり専用宿泊施設「RESIDENCE」において顔認証による客室解錠ができるようになるという。
またNECでは11月7日と11月8日に東京国際フォーラムで開催される「C&Cユーザーフォーラム&iEXPO2019」で、本実証に関連したセミナーを行う予定としている。

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※「ゴルフ特信」第6436号より一部抜粋

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