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2020.02.11
2020/2/11 石垣島の新規開発ゴルフ場、9月の着工にめどと

ユニマットプレシャスの計画、地元ゴルフ協会が発表,*㈱ユニマットプレシャス(東京都港区)の仮称・石垣リゾート&コミュニティ計画(18ホール計画、沖縄県石垣市新川及び石垣地区)に関して1月6日、地元の八重山ゴルフ協会などが石垣市内のホテルで会見し、「9月着工のめどが立った」と発表した。
地元紙の報道によると、同社が行っている環境影響評価(環境アセス)と、市が進めている地域未来投資促進法の活用による農振除外の手続きが、8月末までに終える見込みとなっているためという。

敷地面積は127万平方メートルで、ゴルフ場は18ホール、7308ヤード規模と県内で最も長い規模となる見込み。ほかに宿泊施設なども整備し、着工から完成までに1年半~2年が見込まれている。
同計画は、これまでのアセス手続きでウカドーガーラの沢やカンムリワシの生息地などを保全対象地区として残す計画に変更するなど環境に配慮してきたという。

地元の八重山ゴルフ協会では、空港整備で本格ゴルフ場が閉鎖されていただけに、観光の目玉としてもゴルフ場整備を後押ししていた。会見には市商工会、八重山建設産業団体連合会、市観光交流協会や県議なども出席したという。
全国でも数少なくなった新設ゴルフ場計画に注目が集まるが、許認可手続きを行っていることもあり、ユニマットプレシャスでは今のところゴルフ場設計の詳細については明らかにしていない。

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※「ゴルフ特信」第6463号より一部抜粋

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