一季出版株式会社

2020.05.10
2020/5/10 1月動態統計、売上高2・1%減、利用者数3・1%減

経済産業省は先ごろ、「特定サービス産業動態統計」の令和2年1月の速報を発表した。
同月のゴルフ場(経済産業局所在の8都道府県のゴルフ場)の利用者数は48万1316人で、前年同月比3・1%の減少。売上高は46億36百万円で前年同月比2・1%の減少となった。利用者数は2カ月振り、売上高は2カ月連続の減少となっている。
1月(増減率は経産省で調整)は、利用料金収入は平日が9・0%の減少、土・日祝日が7・8%の増加だった。曜日別での利用者数は、平日で会員7・8%減、非会員10・6%減、土・日祝日は会員3・7%増、非会員6・9%増と前年に大幅増となった反動もあって減少した。食堂・売店(直営)収入は3・3%減、キャディフィは6・7%減となっている。
1月の18ホール換算(本紙集計、営業ホール数は前年同期比0・5%増)は、利用者数3・6%減、売上高2・7%減。客単価(1人当たり利用額)は9632円で、前年同月に比べ1・0%のアップとなっている。

ゴルフ練習場の1月は利用者数が土・日祝日に8・2%増でトータル6・7%の増加、売上高も3・6%増でともに2カ月連続の増加となった。
他の対個人サービス(売上高)の1月は好調だった遊園地・テーマパークが0・4%減となった他、屋内型のパチンコホールは7・2%減、ボウリング場は6・1%減で、ゴルフ場も含め対個人サービスでゴルフ場練習場が唯一増加した。

関連記事:2020/3/23 2019年動態統計、ゴルフ場年間売上高3・2%増加

※「ゴルフ特信」第6491号より一部抜粋

過去のお知らせ一覧はこちら