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2020.10.03
2020/10/3 西武HD第1四半期決算、ゴルフ場含むスポーツ業約76%減

㈱西武ホールディングス(後藤高志社長)は3日、2021年3月期第1四半期決算短信(連結)を発表した。
それによると、2021年3月期第1四半期(2020年4月1日~6月30日)の営業収益は、新型コロナウイルス感染症流行による利用客減や施設の臨時休業等により663億41百万円で前年同期の1448億39百万円に比べ54・2%減と大幅減収となった。営業損失は176億73百万円(前年同期は営業利益215億20百万円)、経常損失は193億06百万円(同経常利益194億46百万円)と減益している。親会社株主に帰属する四半期純損失は287億41百万円(同純利益142億67百万円)となった。

営業収益のセグメント別では、新型コロナウイルス感染症の影響によって「都市交通・沿線事業」が245億75百万円で前年同期比42・9%減など全事業でマイナスとなっているが、中でもゴルフ場運営を含む「ホテル・レジャー事業」はホテル、ゴルフ場、レジャー施設等の臨時休業や、営業再開後も利用客が伸び悩んだことから129億51百万円で前年同期に比べ78・2%の大幅減少となっている。
同グループのゴルフ場については、4月7日の緊急事態宣言発出を受けて全てのゴルフ場が同月18日以降臨時休業としたことが大きく影響し、「ホテル・レジャー事業」のうちゴルフ場業を含む「スポーツ業」(今期新設)は12億10百万円で、前年同期に比べ38億03百万円、75・9%のマイナスになったとしている。
2021年3月期の連結業績予想については、新型コロナウイルス感染拡大でグループの業績に与える影響を現時点で算定することが困難なことから、未定という。

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※「ゴルフ特信」第6544号より一部抜粋

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