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2020.11.03
2020/11/3 神奈川県、茅ケ崎ゴルフ場利活用事業の契約を解除

神奈川県は、茅ケ崎ゴルフ場利活用事業について昨年10月に茅ケ崎協同㈱、茅ヶ崎市及び事業者の間で締結した基本協定書について、8月31日に事業を中止し、基本協定書を解除することに合意したと発表した。
県の発表によれば、事業者から今年3月に契約締結時期の延期要請が出て、4月から7月までの一時賃貸借契約を締結。7月に同賃貸借契約の1カ月延長を行ったが8月末の期限がきて、契約解除となった。

事業者側は、㈱ゴルフダイジェスト・オンライン(GDO、東京都品川区東五反田2の10の2)を代表法人とし、亀井工業ホールディングス㈱(茅ケ崎市)と、特定非営利活動法人湘南ベルマーレスポーツクラブ(平塚市)で構成される3者。
GDOでは、今年4月から茅ケ崎ゴルフ倶楽部(9ホール、神奈川県茅ケ崎市)の運営を引き受け、新型コロナウイルスの影響により、5月7日からの仮営業再開となった。その後、ゴルフ場以外のホテル、商業エリアに関しての整備計画が新型コロナの影響で進まず、今回の結果となったという。同社では同GCを来年3月末まで県から運営委託を受け、営業を続ける方針。また再度、県がゴルフ場を存続する形で利活用事業の事業者を公募した場合は、3者で詳細を見直して応募する考えがあるという。

県でも「今後について、新型コロナウイルス感染症の影響が落ち着くまでは、公募しても事業提案が期待できないことから、当面の間、ゴルフ場として貸付けする方向で検討します」とし、「検討期間の暫定対応として、GDOと9月1日から令和3年3月31日までを契約期間とした賃貸借契約を締結しました」と報告している。
このため新型コロナの状況を見て毎年度、判断することになりそうだ。

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※「ゴルフ特信」6554号より一部抜粋

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