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2020.12.09
2020/12/9 松山シーサイドのしいたけ栽培がファンド出資先1号に

愛媛銀行は、今年3月に子会社のひめぎんリース㈱と、大和証券グループ(大和フード&アグリ㈱)とで設立した農業を中心とする一次産業の成長企業を投資対象とした「えひめ一次産業応援投資事業有限責任組合(ファンド総額5億円、投資期間15年)」の第一号投資先として、松山シーサイドCC(18ホール、愛媛県今治市菊間町田之尻)の遊休地を活用したシイタケ栽培の会社に決定したと発表した。
その会社名は㈱グリーンボックス(藤井より子代表取締役、愛媛県今治市)。年内に設立予定で、同ファンドは1000万円を出資する予定。

発表では代表者の藤井氏は、西武観光㈱の専務取締役で、以前からゴルフ場の空きスペースや閑散期のゴルフ場スタッフの活用に経営課題を抱えており、今回、ゴルフ場敷地内約2000平方メートル程度の経営資源を有効活用して、原木シイタケ栽培事業に進出したという。将来的には、障がい者雇用による「林業」と「福祉」の「林福連携」や、アフターコロナを見据え、ゴルフ場の閑散期を活用したアウトドアイベントの開催など地域に根差した事業展開を目指すと紹介している。
西武観光㈱の藤井伸忠代表取締役支配人は「妻が責任者で行う事業。昨年春からシイタケの収穫を始めています。レストランの食材や販売も計画している」と話している。

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※「ゴルフ特信」第6567号より一部抜粋

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