2021.01.04
2021/1/4 全国の１～９月判明分入場者、前年比７・04％の減少
全国の今年１～９月判明分の入場者状況がまとまった。
一部関東等を除く41都道府県が判明。全国41都道府県計１１７３コースでは、延べ入場者数３２１８万４７１８人で、前年同月の１１７５コース３４６２万３９４８人に比べ２４３万９２３０人、７・04％減少した。昨年の１～９月は前年同期比４・95％増だったので11・99ポイントの悪化となった。
北から順に地区・エリア別の増減率をみていくと、北海道（１１１コース、北海道ゴルフリポート調べ）は前年同期比12・70％減、東北地区（１０４コース、ＴＧＡ調べ）は６・94％減、関東３都県（栃木、東京、山梨計１５６コース、栃木はゴルフ場協議会、東京及び山梨は支配人会調べ）は10・85％減、中部地区（２０２コース、ＣＧＡ調べ）は６・41％減、関西地区（２３８コース、ＫＧＵ調べ）は５・01％減、中国地区（１１０コース、ＣＧＵ調べ）は４・92％減、四国地区（59コース、ＳＧＵ調べ）は４・69％減、九州地区（１９３コース、ＧＵＫ調べ）は６・71％減。全国的に大きく減少しているが、北海道と関東での落込みが際立った。
今年は１月（前年同月比３・21％増）と２月（15・80％増）が比較的好調だったが、３月以降新型コロナウイルスによって大打撃を受け、上半期（１～６月）の全国実績が12・97％の大幅減少を記録している。
７月は北海道から東日本にかけて依然厳しい状況が続いたが、中部以西で客足が戻りはじめトータル２・78％減、８月は北海道、東北地区を除き10～20％台の増加と好調でトータル16・12％増と、今年２月（前年同月比15・80％増）以来の２桁プラスとなった。
９月は、８月の好調から一転して全国的に低迷し、１１７１コースの延べ入場者が４３２万３０７４人を数え、前年同月（１１７３コース）に比べ13万４８３７人、３・02％減少している。
