2021.01.11
2021/1/11 ジャパンゴルフフェア2021、来年3月12~14日開催
一般社団法人・日本ゴルフ用品協会(JGGA、アレックス M・ボーズマン会長、東京千代田区)は、「第55回ジャパンゴルフフェア2021」を来年3月12日から14日までの3日間、横浜市のパシフィコ横浜で開催することを決めた。出展社募集も11月2日から開始している。
今年のジャパンゴルフフェア(以下、JGF)は3月の開催を予定していたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で実施が見送られた。ボーズマン会長は、「これまで出展いただいた皆様のご意見を拝聴する中で、感染問題が無ければ『出展したい』という意向を多くの企業が持たれていることも分かりました。そこから〝どうすればリスクを軽減しながら出展価値のある開催が出来るか〟の検討を続け、その結果を『出展のご案内』としてご提案させていただきます」とJGGA NEWSで述べている。
JGGAでは、JGF2021の基本的な考え方として、JGF会場内の〝セーフティエリア(ウイルス付着物が無く、感染者の入場も無い状態)化〟を目指した「徹底した感染防止対策」を実施するとともに、「ネットワークの積極的活用」、「訴求ターゲットの拡大」を進めていく。
「徹底した感染防止対策」では、セーフティエリアで入場者全員にサーモグラフィカメラによるスクリーニングやマスク(またはフェイスシールド)の着用、手指の消毒、商談スペースにビニールカーテンやアクリル板設置などといった対策はもちろん行うが、これまでのJGFになかった来場者の事前登録制度を初めて導入する。同制度は、事前登録時にQRコードを発行するもので、QRコードを読み取ることで非接触かつ来場受付時間短縮を図るとともに、会場内の来場集中防止にも活用する。出展社スタッフなどすべての人にもQRコードを発行し、入退場の管理を実施するとしている。
「ネットワークの積極的活用」も新たな取組で、リアルなJGF会場にプラスしてネットワーク上で〝バーチャル展示会〟を2月1日から6月30日まで展開する。JGF公式ページ(https://www.japangolffair.com/)から各出展社の出展内容や製品案内、リアルタイムのブースの映像などが観られ、オンライン商談もできるようだ。最新の各社製品が一つの場所で見られ、触れられるところがJGFの魅力であるのだが、JGGAでは「行くことが出来ない方々などに、時間の制約なしにJGFを楽しんでもらえると思います」と話している。
JGF開催期間中に実施している各種セミナーは、Webセミナーとして開催する模様だ。
一方、出展社募集についても今回から出展すると〝バーチャル展示会〟にも無料で利用できる。また、会場レイアウトは感染防止対策の重要な要素であることから、出展申し込み終了後にJGF運営事務局で出展ブースを含めた会場レイアウトを決めるという。
11月2日から30日まで出展申込みを受付けているブースのタイプ及び1コマ料金(消費税別)は、▼Aタイプ(間口3・5m×奥行3・0m×高さ2・7m、1コマ~最大16コマ)が会員38万円、非会員43万円、▼Bタイプ(間口2・0m×奥行2・0m×高さ2・7m、1コマ~最大5コマ)が会員17万円、非会員19万円、▼展示試打タイプ(ネットブース、展示スペース、専有スペース)が会員48万円、非会員53万円、▼壁面展示タイプ(間口2・0m×奥行1・0m)が会員13万円、非会員15万円。
試打席及び出展社専用スペースの申込みは、来年1月初旬から実施する予定。料金は、▼試打席ケージタイプ(Aタイプ出展社またはBタイプ2コマ以上出展社対象)20万円、▼試打席オープンタイプ(Aタイプ6コマ以上出展社対象)28万円、▼出展社専用スペースが大(22・5平方メートル、Aタイプ4コマ以上出展社対象)20万円、小(14平方メートル、Aタイプ1コマ以上出展社対象)10万円。
なお、JGF2021の開催時間は新型コロナウイルスの影響を考慮して、初日、2日目と1時間短縮され午前10時から午後6時まで(最終日は午後5時まで)。来場者は、前回(2019年)6万人を超えたが、JGF2021では新型コロナの関係から瞬間最大入場者数5000人より算出して4万人と予想している。