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2021.02.11
2021/2/11 Withコロナ時代も、ゴルフを始める人は増加

日本最大級のゴルフポータルサイト「GDO」を運営する㈱ゴルフダイジェスト・オンライン(GDO、石原信也代表取締役社長、東京都品川区)は、コロナ禍の今年4月以降にゴルフを始めた、または再開した新規GDO会員にアンケートを実施し、このほどその調査結果を発表した。
同調査は、今年4月1日~10月11日にGDO会員登録を行った新規会員を対象に10月21~25日にインターネットで実施したもの。調査人数は1095人。

調査対象の会員のゴルフ歴(練習を始めてからの年数)は、〝1年以上〟が79・3%(1~2年6・6%、3~5年7・9%、6~9年4・0%、10年以上60・8%)と多いが、残りは〝半年未満〟や〝1年未満〟の初心者ゴルファーと、〝しばらくやめていたが再開〟したリターンゴルファーだった。

アンケート結果によると、「今年4月以降にゴルフを始めた、または再開したきっかけとして、新型コロナウイルス流行は関係しますか?」(複数選択)では、〝コロナ流行は関係ない〟と回答した人が全体の47・5%で最も多かったが、この回答を除くと半数以上の人は新型コロナの影響があったという結果だった。新型コロナの影響を示唆している回答では、〝屋外スポーツなので感染リスクが低いと思った〟が29・8%と多く、以下、〝ゴルフはソーシャルディスタンスを保てるスポーツだと思った〟18・2%、〝自粛生活などによるストレス解消・心のリフレッシュのため〟17・1%と続き、〝新型コロナで今までのレジャー・アクティビティができなくなり、ゴルフにシフトした〟との回答が11・0%にものぼっている。
「今後もゴルフを続けていきたいと思いますか?」の問いには〝続けたいと思う〟が93・4%と占め、〝どちらかといえば続けたいと思う〟と回答した4・9%をあわせると、新型コロナ以降の新規会員はほぼゴルフへの継続を意向している。

また、コロナ禍でゴルフを始めてからポジティブに感じたこと(複数回答)としては〝もっと上達したいと思った〟が86・4%と最も多く、ゴルフを継続していく上での不安や障害について(複数回答)では〝ラウンドにお金がかかる〟76・4%、〝ラウンドまでの準備にお金がかかる〟62・8%と金銭面での回答が目立った。

GDOではこの調査結果を受けて、ゴルフの価値が世間から見直される一方で、従来から指摘され続けているゴルフ継続の障害要因が課題として浮き彫りになっているとし、「ニーズの高まりを受けたWithコロナ時代のゴルフ業界には、より一層の価値観刷新が求められるのかもしれません」と報告している。

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※「ゴルフ特信」第6597号より一部抜粋

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