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2021.03.12
2021/3/12 東北地区2020年入場者、前年比3・12%の減少

東北地区の2020年入場者状況が、東北ゴルフ連盟(TGA)の調べでわかった。
それによると、TGAに加盟する6県104倶楽部の延べ入場者は308万2230人を数え、前年同期の318万1330人に比べ9万9100人、3・12%減少した。2017年3・68%減、18年1・75%減、19年1・52%減に続く4年連続のマイナスを記録した。また、1倶楽部平均入場者数は2万9637人で、前年同期に比べ953人減少している。
県別の状況をみると、山形県(加盟10倶楽部)が延べ入場者数25万5344人で前年同期比2・50%増と前年を上回った。以下、岩手県(18倶楽部)44万5964人で0・18%減、秋田県(14倶楽部)30万8843人で0・47%減と2県で前年並みとなり、宮城県(27倶楽部)99万1036人で4・59%減、福島県(24倶楽部)81万6138人で4・70%減、青森県(11倶楽部)26万4905人で5・38%減と3県では4~5%落ち込んだ。

東北地区の2020年は、暖冬によって1月33・11%増、2月30・86%増、3月8・75%増と好調に推移していたが、新型コロナウイルスの感染拡大で緊急事態宣言が発令される等で4月28・97%減、5月23・22%減、6月9・77%減、7月7・24%減と4カ月連続で大きく減少した。8月は9・77%増と反動増となり、9月は7・89%減と再びマイナスとなったが、10月と11月は天候にも恵まれ10月10・97%増、11月11・47%増と2桁の伸びをみせた。
12月については、6県トータルで延べ入場者数が14万8037人となり、前年同月に比べ5・27%の減少となった。同月中旬から大雪のためゴルフ場のクローズが長引き、宮城県で20・45%減少となったのが響いた。宮城以外の5県でも大雪の影響は大きかったが、初旬から中旬にかけて好調だったのに加え、前年の落込みからの反動もあり、青森県(24・50%増)、秋田県(30・34%増)、岩手県(14・34%増)、山形県(150・04%増)では大幅増を記録している。

関連記事:2020/12/18 東北地区1~9月入場者、前年比6・94%の減少

※「ゴルフ特信」第6608号より一部抜粋

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