一季出版株式会社

2021.03.22
2021/3/22 全国の2020年判明分入場者、新型コロナで約4%減

栃木、東京、山梨3都県を報じたことで、一部を除く全国2020年判明分の入場者状況が判明した。
首都圏5県及び新潟県を除く全国41都道府県(静岡、長野両県は一部ゴルフ場)1171コースの2020年入場者数は4561万6732人となった。前年(1174コース集計)の4742万8455人に比べ181万1723人、率にして3・82%の減少となった。また、1コース当たりの入場者は3万8955人となり、前年の4万399人に比べ1444人、3・57%減少している。

地区ごとの延べ入場者状況は、北海道が8・09%減、東北地区が3・12%減、首都圏(栃木県、東京都、山梨県)が5・39%減、中部地区が4・17%減、関西地区が2・80%減、中国地区が2・53%減、四国地区が1・78%減、九州地区が3・43%減と全地区で前年を下回った。各地区入場者で報じたように、2020年は新型コロナウイルス感染拡大の影響を大きく受けたのが要因だ。夏以降は天候に恵まれ、コロナ禍でゴルフが注目されたのが追い風となり、全国的に9月を除く7月、8月、10月、11月、12月に前年比増と新型コロナによる減少から盛り返しをみせた。関西から西では、かなり回復している。
なお12月の全国入場者は1081コース集計で387万7363人となり、前年同月(1084コース集計)に比べ14万5799人、3・91%のプラスだった。北海道、東北、北陸では降雪によって落ち込んだが、あとの地区は好調だった。

関連記事:2021/2/14 全国の11月判明分入場者、前年同月比5・18%のプラス

※「ゴルフ特信」第6613号より一部抜粋

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