2021.05.08
2021/5/8 練習場連盟、会報で「今昔物語(練習の70年)」特集
公益社団法人・全日本ゴルフ練習場連盟(横山雅也会長)は、最新の会報№48にて「ゴルフ練習場の70年」〝記憶の壺、未来の扉〟と題し、ゴルフ練習場の今昔物語を特集するなど、活況を示してきた練習場業界の原点から振り返っている。
「ゴルフ練習場の70年」は、ゴルフ練習場の歴史に触れており、1929年に国内初練習場併設の霞ケ関CC(埼玉県)が誕生、翌30年に銀座ゴルフ練習場(東京都)、31年に練習場併設の学士会GC(東京の荒川河川敷)、神崎川ゴルフ練習場(大阪府豊中市)の年表に始まる。
戦後の1952年に誕生したのが東京ゴルフ練習場連盟で加盟9場で発足。1951年に初代理事長の佐野直次郎氏が開場したのが四谷ソフィアゴルフクラブで、インドア練習場が主流だった当時には珍しい打放し型だったという。当時の写真も掲載されているが同施設は1967年末に上智大学へ敷地返上のため閉鎖となったという。
その物語は「ゴルフ練習場の夜明け」から「生涯スポーツとしてのゴルフ、練習場の未来」まで加盟練習場の協力も得て、まとめている。
また、コロナ禍で急増した20~30代、新規参入者のデータレポートやゴルフ練習場施設アンケートを掲載した。
同アンケートは昨年12月25日付けで集計している。「新型コロナウイルス感染拡大において来場者はどのように変化したか?」では67・5%が増えたと回答、「感染防止対策を行っているか?」は100%、「感染防止マニュアルを参考にしているか?」は92・2%に達した。
台風ネットポール安全対策は、「対策を講じている」が88・3%、「当連盟の安全管理マニュアルを参考にしているか?」は74・0%となった。
そして新規来場者は「増えている」が79・2%、「増えている年齢層」は20代44%、30代33%が目立ち、40代8%、10代5%、50代4%、60代と70代3%だった。リピーター対策は「スタッフ対策」68・8%、「会員制度」45・5%、「SNS発信」39・0%、「割引制度」27・3%、「スタンプラリー」20・8%などとなっている。