東急不動産㈱子会社で宿泊施設、ゴルフ場、スキー事業等運営の東急リゾーツ＆ステイ㈱（田中辰明代表取締役社長、東京都渋谷区）は６月１日、東急ゴルフリゾートにおいて新たに「派遣キャディ事業」を開始すると発表した。
同事業は、キャディを登録制として自由出勤を特徴とし、キャディの働きやすさ、続けやすさを提供しながら、キャディ不足のゴルフ場へタイムリーにキャディを派遣することができ、キャディ付ゴルフ場運営の持続性と業界の活性化に寄与することを目的としているという。

また、キャディ登録者とゴルフ場をデジタルソリューションでつなぎ、仕事の紹介から出勤管理、評価、教育までをワンストップに網羅するマッチングアプリ（運用は今年10月１日から予定）を独自に開発することにより、労働生産性の向上も進める考え。
今回、派遣キャディ事業を開始するエリアは千葉県佐倉市及び千葉市の一部エリアが中心で、将来的には全国各地へ展開する予定としている。

キャディ側とゴルフ場がともにサイト内で登録を行い、①キャディが働きたい日を公開、②ゴルフ場は働ける方を確認して勤務依頼－－と簡単にマッチングができる仕組み。キャディとして働く際は、空いている時間を有効活用できる特徴があり、ゴルフ場は管理画面で簡単に必要なキャディを依頼、充足、出勤管理ができるという。同社では本サービスを通じて、双方の利便性の向上に加え、ゴルフ事業を通じた新しい働き方の提案を推進するとしている。
予約サイトは「https://www.tokyu-golf-resort.com/」。派遣キャディの募集概要は勤務時間が１日６時間前後、勤務地は千葉県佐倉市及びその周辺、給与は１ラウンド１万２０００円（研修中は時給１５００円）、交通費別途支給（最大１０００円まで）、制服・シューズ支給。
今年９月末まで電話にて派遣キャディの登録を受付し、11月末まで麻倉ＧＣ（18ホール、千葉県佐倉市）で勤務、12月以降から周辺ゴルフ場への派遣を予定している。

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※「ゴルフ特信」第６６６２号より一部抜粋