㈱ユニマットプレシャス　ゴルフ事業（東京都港区）は７月21日、経営会社の㈱グッド・ゴルフ・マネジメントの全株式を取得し、マナゴルフクラブ（18ホール、茨城県常陸大宮市）の運営を開始したことを明らかにした。
同社は茨城県において新・西山荘ＣＣ（18ホール、茨城県常陸太田市）に続き２コース目のゴルフ事業となり、今後、シナジー効果を発揮させ、お客様に支持される質の高いサービス提供に努めていくとしている。㈱グッド・ゴルフ・マネジメントの代表取締役には鈴木悟氏が就任した。

マナＧＣは平成５年９月１日の開場で、当初は新大宮ゴルフ倶楽部の名称だった。しかし、バブル崩壊により母体の新建設が破綻し、同ゴルフ場は債権者らの管理下におかれた後、税滞納や債権のサービサー移行に伴い、㈱新大宮ゴルフ倶楽部が平成15年に民事再生法の適用を申請。同年８月にゴルフ場とホテル25室の営業権をサービサー関連の㈱グッド・ゴルフ・マネジメント３億円で譲渡し、会社は清算となった。同年10月から現名称で営業している。
営業譲渡の際、会員のプレー権は継続され、預託金のないプレー権のみとなったことから、年会費未納の会員は退会となったが、今は少し会員数も増えてきて約８００名の会員が在籍する。ユニマットグループでは会社を承継することから支配人、従業員、会員のプレー権は原則承継するとしている。

ゴルフ場は常磐自動車道・水戸ＩＣから25キロに位置する。コースは18ホール、パー72、全長６８８７ヤード。クラブハウスに付帯してホテル24室（約80名収容）を備え、カラオケルーム、トレーニングルームがある。
ホテルも併設しており、以前は茨城空港経由で韓国客の利用もあったことから、ユニマットグループとして新・西山荘ＣＣも含めてコロナ収束後のインバウンド需要も見据えているという。ユニマットグループとしては国内19コース目となった。

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「ゴルフ特信」第６６８５号より一部抜粋