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2021.08.31
2021/8/31 能登ゴルフ倶楽部(石川)閉鎖コースを活用しゴルフパーク化

大和ハウス工業グループのダイワロイヤルゴルフ㈱が運営する能登ゴルフ倶楽部ロイヤルコース(石川県羽咋郡)は、今年4月に27ホールから18ホールに規模を縮小して営業しており、閉鎖したコースを利用して未舗装のオフロードなどを走る自転車競技「シクロクロス」の常設コースや、2ホール貸切のゴルフ練習用に開放するなど「ゴルフパーク化」を進めているという。
シクロクロスについては同競技のワールドカップ(W杯)誘致を目指すプロジェクトがスタートしたとして地元の中日新聞にも取り上げられた。7月14日にプロジェクトに携わる7名がコースのデザインを担当、国際規格を満たすため幅は3メートル以上に設定し、2ホールにまたがる全長約2・5キロのコースに杭打ちしたという。芝生やくぼんだバンカーなどが点在する起伏のあるコースで、今後修正などをして年内の運用開始を目指しているという。

また閉鎖した西コースの6番(P4)と7番(P3)を2時間独占の貸し切りプランで営業。1ホール独占が2時間2500円、2ホールが3000円、貸出ボールは50球500円。タイムスケジュールは午前8時から午後4時までの各2時間。貸し切りの際の人数制限はないという。金丸亮支配人は「時間内ならバンカーや100ヤードショットなど色んなシチュエーションでショットの練習ができます。使い方は自由で、ゴルフ以外の使用もOKですが、こういう施設が近所にないことから月に70名が利用するなど需要があります」と話している。
まだ西コースの残り5ホールの利用が固まっていないようで、「キャンプやサッカーボールのフットゴルフも考えましたが、周辺環境(ダイワハウスの別荘地)やコース形状、需要面等で難しい」と話している。

ちなみにダイワロイヤルゴルフが運営する全国10コースでは各コース料理長自慢の料理対決「L-1グランプリ」を6月と7月、それぞれ1カ月間かけて実施。どのメニューもゴルフ場利用者は500円で提供し、食事のみの一般利用も1500円で提供したという。

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※「ゴルフ特信」第6687号より一部抜粋

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