一季出版株式会社

2021.09.30
2021/9/30 ジャパンPGAゴルフクラブ(千葉)で配膳ロボットの実証実験

IoT・AIソリューション開発の㈱SGST(小鹿泰光代表取締役、東京都港区)はこのほど、国内8カ所にゴルフ場を有する隨縁グループ(㈱隨縁リゾート、大阪市)のジャパンPGAゴルフクラブ(18ホール、千葉県君津市)において、配膳ロボット「BellaBot」の実証実験を実施したとPRTIMESを使ってニュース配信した。
「BellaBot」は、中国深せん市のPudu Robotics社が開発。優れた障害物回避能力や移動能力を有する最新式配膳ロボットと説明し、4層構造の大型トレイ(最大負荷10kg/トレイ)と親しみやすいデザインでレストランにおける配膳と下げ膳を安全かつ正確に行うという。コロナ感染症の防止や人件費削減にも高い効果を発揮するとしている。

実験は8月6~16日まで、①厨房とホールの間において汁物配膳が可能かどうか。②実際の運用面において、スタッフがロボットとうまく協働できるか。人手不足を補う効果があるか。③従来の配膳ワゴンとの併用を前提に、ロボットが下げ膳の妨げにならないか。④ロボットの活用によりお客様とのコミュニケーションとエンタテイメントの品質向上が期待できるか--を検証したという。
同社では新型コロナウイルス対応で疲弊する飲食店や医療機関スタッフの負荷軽減を目的として、AI搭載のロボットによる非接触サービス化を提案しているという。飲食店での配膳ロボットの活用で感染リスクの低減や人件費削減が期待できるだけでなく、医療機関における紫外線照射ロボットの活用で効率的な除菌作業を実現しているという。

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※「ゴルフ特信」第6697号より一部抜粋

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