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2021.10.13
2021/10/13 動態統計7月、ゴルフ場売上23・2%増、練習場1%増

経済産業省は「特定サービス産業動態統計」の令和3年9月分の集計速報を発表した。
7月のゴルフ場(経済産業局所在の8都道府県のゴルフ場)利用者数は98万9833人で前年同月比15・3%の増加(前年同月は7・7%減)、売上高は89億55百万円で前年同月比23・2%の大幅増加(18・6%減)となり、利用者数、売上高とも今年2月から6カ月続けての増加した。
7月の内訳は、利用料金収入が平日で16・8%増(23・7%減)、土・日祝日で34・1%増(9・9%減)。その他売上高では食堂・売店(直営)が19・0%増(前年同期は23・9%減)、キャディフィ16・3%増(19・3%減)。利用者数は平日で会員1・1%増、非会員10・0%増、土・日祝日は会員15・5%増、非会員30・9%増となり、非会員の利用増が売上面で貢献した。東京五輪開催に伴い、休日が1日増加したことが後押しした。

7月の18ホール換算は、利用者数15・5%増、売上高23・4%増。客単価(1人当たり利用額)は9047円となり、前年同月比は6・8%の増加となった。1日当たりの利用者数は14・7%増の124人と回復した。
一方、7月のゴルフ練習場は、売上高が前年同月比1・0%増(5・4%増)、利用者数は土・日祝日で7・5%増(14・3%増)、トータルでは0・4%増(9・5%増)と小幅な増加にとどまった。これで利用者数は13カ月連続増加、売上高でも10カ月連続増で昨年9月の0・2%減を除けば利用者数と同じく13カ月連続となった。
ゴルフ練習場は昨年7月から大幅プラスを記録していただけに伸びが少なかった。ゴルフ場は7月に前年の落ち込み以上に回復したことからゴルフ市場の主役がゴルフ場に交代した形となったが、8月は大雨が続き減少必至で大きくは報じられない。確報が出た際に過去のデータも掲載することにする。
7月の対個人サービス業の売上高は、ボウリング場が10・1%減で2カ月連続減、パチンコホールは5・6%減となり休日増が反映されなかったが、それ以外は10業種中8業種で増加。結婚式場業の446・7%増と急回復が続いたほか、遊園地・テーマパーク22・5%増などとなった。

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※「ゴルフ特信」第6703号より一部抜粋

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