2021.10.29
2021/10/29 ラウンド経験者は29・4%、2730万人と推計
㈱Tポイント・ジャパンの第3回『ゴルフに関するアンケート調査』Vol.1「コロナ禍におけるゴルファーの実態調査」を紹介する。同調査は今年8月18日~同24日にかけてCCCマーケティング㈱がTアンケート(T会員へのWEB調査)により、全国の20~79歳の男女1784人(内男性1242人)から回答を得たもの。レジャー白書同様、全国の各世代から回答を得ており、今回は過去1年間のラウンド経験者(つまりゴルフ人口)の推計を行っているので紹介する。
同アンケートで注目されるのは、この1年間にラウンド経験のない非アクティブゴルファーも含めて集計している点。回答者のコースラウンド経験率は全体3割相当の29・4%、2730万人相当にのぼった。この1年間にラウンドしたのは6・9%、639万人相当で、ラウンド経験者の23・4%にあたる。一方で22・5%の2091万人相当が〝休眠ゴルファー〟で休眠比率は76・6%となる。
昨年発表された「レジャー白書2020」の2019年コース人口は参加率5・8%で580万人相当と推計されていたため、Tポイント・ジャパンの調査対象はよりアクティブであったことが推計される。ゴルファー育成とリタイヤ防止には、今回のアンケートで出てきたようなニーズや対策を全体、個別で取り組む必要があるようだ。