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2021.12.03
2021/12/3 R&A、来年1月発効のアマチュア資格規則公表

公益財団法人・日本ゴルフ協会(JGA)は10月27日、R&Aより2022年1月1日に発効となる新しいアマチュア資格規則が発表されたとホームページで公表した。
新しい規則は近代の世界中のゴルフを反映させ、より分かり易く、適用しやすいものとなったという。これまでアマチュアに課せられていた多くの制限が撤廃される一方で、このゲームの誠実性を保つために賞や賞金の制限、プロフェッショナルゴルファーの職域である技術指導報酬を受けることの禁止の規定は原則として保持されるとした。

新しい規則では、原則としてアマチュア資格を喪失する行為を4つに簡略化した。
①賞の限度額(£700/$1000)を超える賞を受け取ること、またはハンディキャップ競技で賞金を受け取ること、②プロフェッショナルとしてプレーすること、③技術指導をすることに対して報酬を受け取ること(ただし、現在のすべての例外は今後も適用となる。例えば、教育機関でのコーチングや、認可されたプログラムを援助すること)、④ゴルフクラブのプロフェッショナルとして雇用される、またはプロフェッショナルゴルファーの協会の会員となること--となった。
これまで制限されてきた競技費用を受け取ることや、スポンサーやエージェントと契約を締結すること、氏名・肖像を宣伝・広告に利用することを制限する規則は撤廃され、金銭的な援助を必要とするエリートアマチュアが様々なサポートを受けることができるようになる。

現在のアマチュアの賞の限度額は750ドルだが、1000ドルに引き上げられることで日本円換算は現状10万円を超える11万3千円相当となり、金銭的な援助が必要となるスクラッチ競技のエリートゴルファーには恩恵となる。賞の限度額はコースやシミュレータでティーからホールへの競技で、ロングドライビングやパッティングコンテストなどの技術競技はもはや適用しないという。すべての広告、関連費用、スポンサーシップの制限の撤廃も明示された。

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※「ゴルフ特信」第6722号より一部抜粋

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