一季出版株式会社

2021.12.18
2021/12/18 全国判明分10月入場者、前年比7・77%のプラスに

全国判明分の10月入場者状況が明らかになった。
北から順にみると、北海道(北海道ゴルフリポート調べ、111コース)は前年同月比2・77%増、東北地区(東北ゴルフ連盟調べ、102コース)は0・67%増、関東等3都県(栃木県=ゴルフ場協議会調べ、100コース、東京都=都支配人会調べ、16コース、山梨県=支配人会調べ、38コース)は10・52%増、中部地区(中部ゴルフ連盟調べ、202コース)は10・20%増。関西以西は、関西地区10・09%増、中国地区7・04%増、四国地区4・19%増、九州地区7・19%増。
北海道から九州までの全国41都道府県トータルは、ゴルフ場数1166コース(前年同月比2コース減)で延べ入場者数512万4343人となり、7・77%の増加を記録した。昨年10月の前年比5・34%増から2・43ポイント上昇した。

10月は、関西以西の入場者状況でも報じたが、土・日祝日が前年より1日多い上、天候に比較的恵まれことが増加要因となっている。北海道から中部地区までをみると、東北地区が前年並みにとどまったが、関東から西で2桁の伸びをみせている。
一方、全国判明分の1~10月累計では、延べ入場者数が1167コースで4100万409人となり、前年同期(1171コース)の3689万7528人に比べ410万2881人、11・12%の増加と2桁増をキープしている。都道府県別では、24都府県が10%以上のプラスを記録している。
今年は、線状降水帯による長雨でゴルフ場や入場者状況がダメージを受けた月はあったが、台風が少なく、気温も激しく変化していない。11月中旬でも、日中は温かい日が続き、例年ならば冬季クローズに入るエリアのゴルフ場でも営業しており、このまま穏やかな気候で推移すれば、年間累計入場者の2桁増加の可能性も高い。

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※「ゴルフ特信」第6730号より一部抜粋

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